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2013年4月30日 (火)

医療、信じるや否や?

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昔は、お医者さんというと偉いもので、診療には口出しできませでしたが、今や誤診、医療

ミスで裁判に。お医者さんに対する信頼も、昔ほどではない感があります。


著者は、慶応大学医学部放射線科講師。乳房温存療法のパイオニアだそうです。以前、

「患者よ、がんと闘うな」という本も出版しています。読んでみて、「う~む。」といったところ

でしょうか、書いていることは分かるが、自分が患者になったとき、どうなのかな。


6章からなっておりまして、「どんなときに病院に行くべきか」、「患者よ病気と闘うな」、「検

診・治療の真っ赤なウソ」、「100歳まで元気に生きる『食』」、「100歳まで元気に生きる

『暮らし』の心得」、「死が怖くなくなる老い方」。


中身が少し過激で、「医者によく行く人ほど、早死にする」、「『血圧130で病気』なんてあり

えない」、「がんほど誤診の多い病気はない」、「がんの9割は治療するほど命を縮める。放

置が一番」、「断食、野菜ジュース、免疫療法・・・・医者たちの『がん詐欺に注意』」、「体

重、コレステロールを『減らさない』健康法を選ぶ」、「コラーゲンでお肌はぷるぷるしない。

グルコサミンはひざに直接届かない」、等々。


現代、延命措置を望まない人が増えてきています。私も、父母続けて亡くしたときに、お医

者さんに、延命措置をするかどうか問われ、悩んだことがありました。


私たちは、医療に関してプロではありません。この本に対しては、賛否両論あると思います

が、医療というものに対して一石を投じる本でしょう。

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ちょうど同じ頃出た、文藝春秋五月号、「医療と健康の常識を疑え」。こちらの本はそんな

に過激ではありませんが「腸内細菌が寿命を縮める」、「がんは本当は減り始めている」、

「高齢者はやせすぎで早死にしている」、「ひざ痛はグルサコミンより専門医」、等々。


面白かったのが、「高血圧 医者の診断は気にするな」

昔は、「年齢+90」が高血圧の基準。60歳では上が150までは問題にならなかったそう

ですが、現在の診断基準は70代でも、80代でも同じ140だそうです。その基準値も、

2000年の日本高血圧学会のガイドラインでは、80歳代160だったそうで、20も下がり、

高血圧と診断される方は激増でしょう。「医者に殺されない47の心得」のなかにも、同じよ

うな内容が書かれています。


少し軽い話題を、こちらも現代医学の先端、遺伝に関係ありますが

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「大研究 遺伝するもの、しないもの」

もちろん、週刊現代ですから、それなりに、「味覚」、「利き手」、「性欲」~これ、以外と遺伝

するらしいですよ、「早漏」~?、「寿命」、「浮気性」、「暗記力」、「足の速さ」、「ハゲ」、「足

の長さ」、「巨乳」、「アトピー」、「加年齢黄斑」、「虫歯」、「花粉症」、各種の「ガン」、「認知

症」、その他諸々というところで、気になる方はお読みください。


久しぶりに週刊現代買いましたが、巻末のグラビアがいいですね。「新体操 全国2位 神

野千奈 大開脚で奇跡の恥丘を見せた」、「後藤理沙 ベッドシーンを独占公開!」、「水島

裕子 幻のヘアーヌード」。昔は、毛が見えたの、見えないの大騒ぎしましたが、今や、見

せて当然。世の中変わりました。良い世の中に生まれたと感謝しています。


圧巻なのが、「史上初 ○○器の『検定試験』」。○○の所はとても書けません。知りたい

方は買って読んでください。


でも、こんなん見てもポチとも興奮しない歳になりました。(ウソつけ )  

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