「活水」の読み方?
今日は、活水の同窓会事務局から、総会の通知が来ておりまして、この学校、中学校、高
校、大学とあり、、私も、この大学に行きたかったのですが、なにせ、女の子の学校という
事で、門前払いでした。
私たちの時代には、お嬢さん学校というイメージが強く、高校の時には、憧れていた人があ
ったのですが・・・当時は、男女交際なんて考えられない時代でした。
私の家に通知が来たのは、娘に来た通知です。
さて、この「活水」なんて読むでしょうか?「かっすい」。違いますね。
下の英語で書いてあるところ、「活水」は「Kwassui」と書いてあります。学校のホームページ
も「Kwassui」です。パソコンで「Kwassui」と打ち込んで変換したらなんと出るでしょう。「K]と
「s」の間に「w」が入っていますから注意して。
「かっすい」ではなく、「くぁっすい」と出ます。出ない?そりゃ、あなたのパソコン買い換え時
期ですよ。「かっすい」でしたら「Kassui」で「w」はいりません。
昭和50年の始め頃でしたか、千々石に勤めの関係で来ました。(おかげでカミサンに騙さ
れて、一緒になりましたが、あれは立派な結婚詐欺です。)
ある日、お年寄りの家に行ったとき、「くぁしは、くわんかない。」と言われ、「くわんかない」
は「食べないか」というのは分かるのですが、「くぁし」とはなんぞや?出てきたのをみたら、
普通の「お菓子」。
その時は、千々石では「菓子」のことを、方言で、「くぁし」と言うんだなと思いましたが、いろ
いろ、勉強していくと、言葉の発音には変遷があるとか。たしか何かに書いてありました
が、昔は、「は」は「ふぁ」だったそうで、「はな」ではなく、「ふぁな」だったとか。興味ある人は
自学自習でお勉強を。
調べた人によると、「くわ、ぐあ」が、カ、ガになるのは江戸時代だったそうです。
「活水」が「活水女学校」として創立したのが、1879年(明治12年)、すくなくとも、この頃
まで長崎地方では「か」ではなく「くわ」、もしくは「くぁ」と発音した歴史がうかがわれます。
さて、千々石では、昭和50年までは確実に使っていましたから、千々石はよほど時代に遅
れたところか、それとも、伝統、文化を大切にしたところか・・・・
活水ですね。ポチとでも入学してみたかったな。
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