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2013年4月 8日 (月)

愛のハタあげ大会~長崎県雲仙市愛野町

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今日の長崎新聞を読むと、「長崎のハタ揚げ大会」と、「雲仙・愛のハタあげ大会」の記事

が並んで載っていました。長崎では「凧」ことを「ハタ」と言います。


「愛のハタあげ大会」。本来は土曜日の予定が雨。日曜日も、朝から雨が降ったり止んだ

り。どうかなと思いながら行ってみると、ちゃんとやってました。

Photo_3 Photo_4

子ども用には、小さなハタを準備して、これはお土産。旗が立ててあったので見ると、「愛の

まち剣舞箏保存会」、と書いてあるので、剣舞をやっている人が、主催か手伝いかと思って

いたら、新聞に書いてありました。「剣舞箏」は「けんぽうそう」と読むそうで、その、「愛のま

ち剣舞箏会保存会」の主催。


「剣舞箏」はハタの一種で、島原半島北部に伝わる、剣をかたどった形が特徴だそうで、

「剣をかたどった形のハタ」、どこかで見たことがあるなと、考えているとハタ(親父ギャグで

すみません  )と思い出し、確認に行ったところありました。


愛野町の公民館、1階から2階に上がる階段の所。一番上の写真が、「剣舞箏」です。意外

と呆けてないな、と自分で感心。公民館の方に、作った方など聞いてみても、全然知りませ

んでした。少しはお勉強を。


さて、その他、いろいろな大型のハタがありました。

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これも、立派に遠くの空に飛んでいて、肉眼ではよく見えません。いつか書いたように、老

眼と近眼と乱視混じりだから。


私も、大きなハタをしばらく借りて遊びましたが、手袋を忘れて、糸を持ったところが焼けて

まだヒリヒリ。


このハタの裏側

Photo_8

赤の四角の所、弓みたいなのが取り付けてあります。弦のところは、お菓子の箱を包むよ

うな、平たい紐です。これが、風を受け、振動し、「ブーン」という、何とも言えない音を出し

ます。


この紐、以前、お年寄りの家に、この型のハタが飾ってあったので、話をしていると、「この

紐んところ、いまはビニールの平たい包み紐をつかっとるが。昔はの。」と言いながら、箱を

持ってきて、見せて貰いましたが、「昔は馬の皮をなめして、薄く削って、平らな紐にして使

つとったもんじゃ。」、と言うことでした。


多分、この話は、段々と忘れられてしまうことでしょうが・・・・庶民の歴史は、はかないもの

ですね。


次回は、長崎のハタと、江戸時代の諫早における、「凧揚げの取り締まり」などについて・・


ハタのように空を自由に飛んで見たいな。でも、紐を持っているのはカミサンか。ポチ残

念。

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