江東寺①涅槃像~長崎県島原市
今日は、島原の病院通い、ふと思い出して、「涅槃(ねはん)像」を見に。
島原に、「江東寺」というお寺があり、最近は、このお寺にある「涅槃像」を見に、観光客の
方も訪れているみたいです。
全長8m、高さ2m、鉄筋コンクリート造り涅槃像としては、日本最大のものだそうです。作
者は仏師として有名な、福崎日精氏だそうです。
「涅槃」とは、辞書によれば、釈尊がすべての煩悩を無くし、高い悟りの境地に達し死んだ
こととなっています。(新明解国語事典)
亡くなるときは、頭を北にして、西の方を向いてそうですが、これが現在も「北枕」として、残
っています。西を向いていたので、浄土は西の方にあり、「西方浄土」という話も聞いた事
があります。
さて、ある学者が言っていた事ですが、この姿勢で寝るのが、一番体に良いとか。よく、北
枕で寝るのは縁起が悪いと避けますが、地球の磁力線は北極から南極に向かっているの
で、北を頭にして寝た方が体の道理に合っているとか。また、この姿勢で寝ると、心臓は上
の方になり、負担がかからないとか。お試しを・・・・
正面からだけ見た方には分からないでしょうが、一番上の写真、足の裏を見ると、なにやら
複雑な文様が彫ってあります。
「仏足石」といって、お釈迦様の足跡を石に刻み信仰の対象にしたそうですが・・・・
文様の一つ一つに意味があるみたいで、真ん中丸いのが「千輻輪相」、親指の下が「金剛
杵相」、魚みたいなのが「双魚相」。それぞれに意味があるそうです。ネットで流れています
から、各自学習を。「涅槃像」を見に来られたら、是非、足裏の方もご覧を。
さて、この横に、島原城を作った松倉重政と、島原の乱で総大将を務めた板倉重昌の墓が
ありますが、それは又明日。
私も、自分の足裏を見てみたら、ポチ臭かった。
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