ありえ蔵めぐり&島原城吉野梅園満開~南島原市・島原市
昨日、行く予定だった、「ありえ蔵めぐり」。カミサンの風邪のおかげで、いけませんでした
が、本日行っていきました。
今日の長崎新聞に、同じ雛飾りの写真が写っていましたが、私の写真の方がいいな。
やはり、写真はカメラではなく、腕の問題。
さて、このイベントは16日と17日開かれていますが、酒造業、みそ、醤油、ソーメンの製
造業者の5軒の蔵で開催され、地元の特産品の販売、ひな人形が展示されています。
ひな人形の展示は3月3日までだそうです。
昔ながらの、懐かしい風景。落ち着きを感じます。
各会場には、特産品が並んでいました。
現在、島原市でもひな祭りがおこなわれており、昨年紹介をしたので、今年は、有家のお
ひな様を。各写真はクリックすると少し拡大します。
下の写真の左は、明治時代、島原ではやった押し絵雛です。
下の左の写真が、江戸時代より雛人形で有名な鴻巣(埼玉県)の人形。長崎で見られるく
らいですから、よほどのブランド品でしょう。右が、江戸時代のおひな様。
床の間に飾ってある右と左の絵、多分、栗原玉葉の絵でしょう。明治16年、山田村(現雲
仙市吾妻町)生まれ、東京女子美術学校。苦労しながら絵を描き続け、大正3年第7回文
部省主催展覧会に出品した、「さすらひ」が入選。
日本画壇で大きな地位を占め、婦人雑誌の表紙に多く用いられたそうです。大正9年に生
まれた、「月曜会」は玉葉を中心とし、当時の女流画家のほとんどが入会していたそうで
す。
いいですね、うちのカミサンの塗り絵とは大違い。なお、玉葉の絵は、吾妻町内に2枚しか
ないといわれていますが(吾妻町史による)、もう一枚某所にあるそうです。
さて、蔵の中も見られ、昔ながらの、はねぎしぼり。青いポリタンクには水が入っています
が、全部で一㌧もあるとか、右は人力で絞っていたものだそうです(こちらは今は使われて
いないそうです)。機械で絞ったのとは、はやり違っているとのことでした。
ところが、会場の片隅に、信じられないものが
左が憧れのノートン、右が「CORBIN」。前輪の「吉田蔵酒造場」「清酒萬鶴」の文字が泣け
ますね。人形さんより、こちらを見ている時間の方が長かった。
さて、このあと、島原城に向かいましたが、丁度、昔の二の丸、今の文化会館があるあた
りで、 「子どもフェスタ」が開催中、私も少し関係していたので、これは、又明日。
島原城の災害記念館でも、ひな祭りの最中。
スヌーピーなどの新作の雛人形とかもたくさんありましたが、右に写っているのは、押し絵
雛人形。100年ほど前の明治中期に、呉服屋 で売り出され、70年ぶりに日の目を見た
そうです。
さて、島原城の吉野梅苑は満開でした。行くなら今のうちでしょう。
城に桜もいいですが、こうして見ると梅も似合いますね。
私にはポチがお似合い。
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