また買いました★「月(ゆえ)と日本語」~井上純一著
これで、このシリーズ3冊目だったですか。買おうか、買うまいか迷ったのですが、月(ゆ
え)さんの可愛さに負けて、買ってしまいました。隣の、40代オタク夫が邪魔なのです
が・・・
今回は、月さんが通う、日本語学校が舞台になります。学校での愉快な人間関係、日本語
の楽しさ、難しさ。
このたびは、筑波大学国語博士矢澤真人教授が出演して、日本語について、分かりやす
く、解説をしています。
「そっこう」。「速攻」ですね。漫画の「スラムダンク」の影響で広がったという事ですが、「動
作の終了時点」に注目する言葉で、「早く食え」は、「早く食べ始めろ」と言う事ですが、「速
攻食え」は、「早く食い終われ」。終わりの地点を重視する副詞は日本語では、少ないそう
です。さすが、専門家の見方は違いますね。
その他、「ありがとう」の応え方。「結構です」の使い分け。「すみませんありがとう」。「承知
と了解」の違い。「お疲れ様とご苦労様」。「お客様の息子さま」?・・・・・
「キレイに使ってくれてありがとう」?「微妙」って良いコト、悪いコト?「ヤバイうまい」って?
「てゆうかぁ」使用で上級者?「わかってないし」は後ろに続く?・・・・現代使われている言
葉、その背景にあるものについても書いてありますから、役に立ちますよ。日本語について
いろいろ考えさせられます。
ところで、「独擅場」。なんと読みます。普通は「独壇場」と書きますが、辞書によれば、「『独
擅場』の『擅』を、『壇』と誤って生じた語」(大辞林)。だそうです。本来は「独擅場」、「どくせ
んじょう」と読むそうです。
漫画は面白いわ、知識は身につくわで良い本ですよ。でも、重ね重ね、40代オタク夫、邪
魔だな。月さん相変わらず、可愛いね。
日中友好も、民間ならポチポチとうまくいくのにな。
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