謎の小赤鳥居
国道251号線を走ってると(もちろん車で)、いつの頃からか、こんな赤鳥居、といっても5
0㎝くらいの小さな鳥居が立っていて。こんな具合です。
小浜の郷土史を研究している方も気づいたらしく、40~50歳くらいの男が立てていたが、
一体全体、あれは何だ。という事で、調べる事、ここ半年あまり。
すると、ここだけではなく、唐比から、山際に抜けて行く道。
M町のモーテルに行く道。(私、モーテルには入っていません。絶体に。一人で入っても面
白くないから・・・)
という事で色々考えたのですが、ここらあたりは霊山雲仙を控えているところ。雲仙は昔、
修行僧のメッカで、今も、時々、修験者の方が通っている事もあり、その関係で、ひょっと
したら結界でも張っているのかなと思い、地図に鳥居のあるところを落としていったのです
が、よく分からない。
ところが先日、他の事で某図書館に行って、副館長さんと話していると、ひょっとこの鳥居
の話に及んで、聞いてみると大笑い。
某町で、ゴミを道端等に捨てるのがあまりにひどく、
こんな看板を立てても、いっこうに効果が無く、誰が考えたのか、赤い鳥居を立てたとこ
ろ、これが効果覿面(できめん)。捨ててあるゴミの量が減少したそうです。これを聞いた
隣町がマネをして、あちらこちらに立てていったそうです。(役所の環境課あたりだそうです
が。)小浜の郷土史家が見られた人物も役所の方だったのでしょう。
鳥居は神聖なものであり、そこをついた心理作戦であったのでしょうが、日本人ははやり、
神仏に対しては、恐れの気持ちも持っているのでしょう。
という事を、カミサンに話したら、、「あら、そんなの知ってるわよ」。人が半年も考えていた
事を、しらっとした顔で。これだから、うちのカミサンは嫌いだ!
なに、あなたも知っていた?いけず !!
日頃は温和な私も、今日はポチと腹がたちました。
« 買ってみました「エンディングノート」 | トップページ | 十二支公園の謎~長崎県諫早市 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「ひとりぼっちの誕生日」(2021.01.24)
- 今年は「豆本」集め(2021.01.22)
- 第7回「えんがわ・一畳のきまぐれ資料館」~雲仙市千々石町(2021.01.19)
- 「nai」さんの自家焙煎のコーヒー~諫早市幸町(2021.01.16)
- 「謎の探検家 菅野力夫」~若林純著(2021.01.13)
「 環境」カテゴリの記事
- 「ハナノナ app」(2020.05.20)
- 「護美箱」~「なつぞら」より(2019.06.04)
- 謎の小赤鳥居(2013.02.13)
- 小浜温泉(長崎)~日本一の足湯(2011.08.01)
こんにちは。
そう言えば昔は、板塀の下に小さな鳥居が描いてあったりしましたねぇ。立ちション禁止…。
今でも結構有効ってことなんですかねw。
投稿: kanageohis1964 | 2013年2月13日 (水) 21時36分
ありましたね。
もっとも、こちらは田舎で、田んぼの小屋の横で、おばあさんが、立ちションベンなどをやっております。見たら2~3日は具合が悪くなりますが・・・・
鳥居に悪さをすると、罰があたると考えるのが、日本人なのでしょう。効果はあると言う事でした。
投稿: sugikan | 2013年2月14日 (木) 22時02分
結構昔からありますが、あんな大きいのはあまりないですね。島原半島でも結構見ますが、たまに鳥居の形とは違うものが民家の庭にあるのも見かけますが、用途がちがうのでしょうか。
投稿: | 2016年9月18日 (日) 18時38分
役所が作ったものですから、大きく作ったのでしょう。
民家の中のものは、多分、家のかたが神様を祀った、屋敷内神社では?
投稿: sugikan | 2016年9月19日 (月) 23時02分