シルバー川柳
本屋でふと目に付き、立ち読みしていると、似たものを読んだ記憶が。調べて見ると、昨年
10月、「遺言川柳~もうそろそろの方はお読みください」に、高齢者の方が作った川柳の
事を書いていました。(すっかり忘れていました。)
こちらの方は、「社団法人全国有料老人ホーム協会」の主催だそうで、2012年で12回を
迎え、最小年応募者は6歳(?)、最高年齢は100歳。だそうです。
■カード増え 暗証番号 裏に書き
私も同じ状況。でも、なんで、あんなにカードばかり増えるのでしょう。財布の中は、お札よ
り、カードが多い状態。
■万歩計 半分以上 探しもの
■立ちあがり 用事忘れて また座る
■歩こう会 アルコール会と 聞き違え
本当に、忘れたり呆けたりという事ばかり、昨日も、品の良い老婦人が歩いているな、と思
ったら、カミサンでした。
部屋の電灯が壊れたので、LEDの照明に替え、電気屋さんと話をしていると、20年はもつ
とか。「そんなに、生きちゃいないよ。」といいましたが、同じような事、考える方おられるん
ですね。78歳の方の作品です。
■LED 使い切るまで ない寿命
最近、お医者さんと仲良くなりましたが
■「お年です」 それが病気か 田舎医者
■三時間 待って病名 「加齢」です
■無農薬 こだわりながら 薬漬け
あと何年、元気でいられるのか分かりませんが
■介護して ふたたび芽生える 夫婦愛
■手をつなぐ 昔はデート 今介護
ほのぼのとして、良いですね。うちは手もつないでくれないでしょうが・・・
こんなのも、良いですね。
■老の恋 惚(ほ)れる惚(ぼけ)けるも 同じ文字
■恋かな 思っていたら 不整脈
寒い毎日。外へ出るのも嫌になります。
■起きたけど 寝るまでとくに 用もなし
さて、最後に一発、最高のを
■妖精と 呼ばれた妻が 妖怪に
この「シルバー川柳」読んでいると、見につまされますね。字も、大きいので、お年寄りの方
にも十分楽に読めますよ。
(「シルバー川柳」~社団法人全国有料老人ホーム協会・ポプラ社より)
川柳には、名前、性別、県名、年齢、職業も書いてありましたが、年取ると、何もかも、面倒
くさくなって、省略させていただきました。
老いらくの 恋でも ポチとしてみるか
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