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2012年12月15日 (土)

虹の大噴湯~長崎県雲仙市小浜町

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時々、小浜の海岸あたりを散歩するのですが、近ごろ有名になりつつある、小浜の、日本

一長い足湯を少し行った、堤防の、赤い四角で囲んだところ、いつも何だろうと思っていた

のですが(青い資格は雲仙市の小浜支庁)、近づくと

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こんな感じで、果たして何なのか?

ずっと考えていると、ふとどこかで見たような写真が、頭の中をよぎり、小浜の資料館に行

ってみると、ドンピシャリ

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「小浜町史談」を調べて見ると、ちゃんと載ってました。


昭和四十四年、鹿児島県牧園町、霧島町と観光姉妹都市を結んだ折、新しい観光策、豊

富な温泉のシンボルとして「夢が輝く大噴湯」を作ったそうです。


深度は海面から五十五メートル、噴湯の高さ二十七メートル。世界初めての施設といわ

れ、中央から熱湯を、周囲の球形からは海水を吹きあげ、自動的に大きくなったり、小さく

なったりするそうです。


夜は赤、青、緑、黄色に変化し、デザインは温泉が吹き出ている中央部が雲仙岳を、土台

が海の小浜を表現し、丸いところは町民の和を示し、あらゆる角度から「小浜」の「小」を形

どっているそうです。


昭和四十四年十月二十五日、天皇陛下が小浜に泊まられたとき、ご覧になられたそうで

す。


残念ながら、昭和五十二年から故障により中止になっています。こうして見ると、良い風景

なんですが。復活できないんでしょうか?

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ところで、この写真の隣に、書が置いてあって、多分、写真を撮られた方が書かれたもの

かなと思って、係員の方に聞いてみると、なんと、歌人、随筆家、藤原定家の子孫で、昭和

天皇の侍従長を務められた入江相政(いりえすけまさ)氏の書でした(今の若い方には分

からないか)。


特に「入江相政日記」は、皇室を題材としたもので、宮中内の内情も書いてある、有名な著

作です。多分、昭和天皇がお泊まりになられたときに、一緒に来られ、その時、書かれたも

のでしょう。


さて、中をウロウロしていると、

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茶会が開かれており、聞いてみると、月一回、ここで子どもの茶道教室を開いており、今日

は、今年最後のおさらい会ということで、子どもさんも和服。資料館の見学者の方もどう

ぞということで、一服いただいて来ました。


見ていると、かなり厳しく教えていて、座ったときの、手のおき方なども、指導されておられ

ました。小さいときから、お作法を学んでおくと、大きくなって困らないんですが。


私なんか、ろくすっぽ習ってなかったので、困ったことが何度もありました。ただし、ビール

のつぎ方は、先輩からきちんと習ったので、見事なもんですよ。どうですか、一杯飲みにい

きませんか?ただし、三十歳から四十歳程度の女性に限りますが・・・美人なら、もう少しお

歳を召していてもかまいませんが・・・

(参考:「小浜町史談」)


今日は買い物に行ったら、雨に合い、ポチどころかずぶ濡れになりました。

 

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