マリリン・モンロー★死して五十年
私のiPodの待受画面です。もちろん言わずと知れた、マリリンモンロー。iPhoneは、カトリー
ヌ・ドヌーブですが。
さて、マリリン・モンローが死去したのが、1962年8月5日。50年前、36歳の時です。生
きていたら86歳になりますが、もしもの話は止めましょう。モンローは36歳の時の姿のま
まに、私たちの心の中に生きているのですから。
モンローについては、色んなスキャンダル、逸話、そして、今もなお残る死亡の謎。多分、
20世紀に選ばれる人物の、ベストテンの候補に選ばれるでしょう。
この本、単なる評伝ではなく、主な部分は「究極のマリリンAtoZ」ですが、モンローのエピソ
ードが、積み重さなって語られています。
今更ながらに、私たちが、モンローの全体像を捕らえてない事が分かります・・・一部をご
紹介
モンローの読書歴
おつむの弱いブロンド女優として名をはせたハリウッド時代のマリリンは文字も書けない、
まして読書などできない、と皮肉たっぷりにしばしば批評された。・・・彼女の家を訪れた記
者たちは、本棚に置かれたり積まれたりしている本の数に感銘を受けた。・・・だがすでに
1945年(19歳)に、ノーマ・ジーン(注:モンローの本名)はウエストウッド公立図書館の会
員だった。・・・1951年(ニューヨーク渡る4年前)マリリンはUCLAの夜間コースで「文学の
背景」を学んでいた。
次に挙げる本のリストはマリリンが読んだものの一部である。
「聖書」「ギリシャ神話」「緑の館」「郵便配達は二度ベルをならす」「審判」「ユリシーズ」「戦
争と平和」「エドガー・アラン・ポー作品集」「カラマーゾフの兄弟」
お気に入りの音楽家
「ルイ・アームストロング」「アール・ボスティック」「ベートーベン」「モーツァルト」
お気に入りの作家
「ドフトエフスキー」「J.D.サリンジャー」「バーナード・ショー」「トマス・ウルフ」
アルフレッド・ヒッチコック
偉大な映画監督のひとり、アルフレッド・ヒッチッコクは、かって本物の映画女優は三人しか
いないと言ったことがある。エリザベス・テイラー、イングリッド・バーグマン、そしてマリリ
ン・モンローだ。・・・・
ウォルト・ディズニー
ウォルト・ディズニーはマリリン・モンローのイメージから「ピーターパン」のティンカン・ベル
を創りだした。
ティファニーで朝食を
・・・・・・当初マリリンの脚本であったといわれている。原作はポールマン・カポーティ。結局
はオードリー・ヘップバーンが出演し、マリリンが欲しがっていたアカデミー賞にノミネート
されている。
ソフィア・ローレン
・・・・・「彼女は生き生きとした個性的なすばらしい女優でした。その一生は寂しいものだっ
たかもしれないけれど、精いっぱいしあわせそうに、何もないようにみせていたのです。」
シドニー・ギラロン(ヘアスタイリスト)
・・・・「マリリンほどスィートな人は知りません。あれほど評価されなかった人も、悲しい人生
を送った人も」
少し、マリリンらしい話を。
ヌード
「ボッティチェリのビーナスに異議を唱える人はいないでしょう。それなら、私のヌードにどう
して文句を言うのかしら」
埋葬されたとき
お気に入りのひとつ、明るいグリーンのプッチのドレス。スリップとブラジャーもつけてい
た。パンティをつけるのはハウスキーパーのユニース・マレイが拒んだと言われている。
さて、マリリンは段々と死に近づきますが、
家
・・・・・里親やアパート、ホテルを含めて、マリリンが36年の生涯で住んだ場所は57カ所に
およぶ。死は「自分の家」を買って間もなくのことだった。
フランク・シナトラ
・・・・最後の夜、マリリンはいつものように、フランク・シナトラのレコードをかけていた。大好
きな歌手だった。
ルイ・アルハンティ(フラワーショップのオーナー)
・・・・・マリリンの葬式の花飾りを作った人物。ジョー・ディマジオは「週に2度、永遠に」赤い
バラをマリリンの墓に手向けるようアルハンティに頼んだ。
ご存じのように、マリリンの検死をしたのは、日本人のトーマス野口博士です。
外見所見
防腐未処理の遺体は年齢36歳。体格・良、栄養状態・良好、栄養状態・良好、白人女性。
体重53キロ、身長162,5デンチ。頭髪は脱色したブロンド・・・・
長いのでこれくらいで止めますが、体腔、循環器、呼吸器、肝・胆臓器、血液・リンパ液、内
分泌腺、泌尿器、生殖器、消化器官、骨格・筋肉組織、頭部・神経系統・標本について
書いてあります。
なお、世界中から「マリリン・モンローの死の謎」について1週間に一回は問い合わせがる
そうですが、「もう私が話すことは何もない」と沈黙を守っているそうです。
マリリン・モンロー亡くなって50年ということで、話が長くなりましたが、この「究極のマリリ
ン・モンロー」、2006年、今から6年前、出版された本ですが、マリリンモンローの興味深
い話が、たくさん載っていますから、興味ある方は、お読み下さい。面白いこと請け合いで
す。
今や、古今東西、歩くだけで、様になる女優なんていませんね。
(引用;「究極のマリリン・モンロー」井上篤夫編・著)
立てばビヤ樽、座ればタライ、歩く姿はドラム缶、というのは、私のカミサンのことではあり
ません。そんなことは、口が裂けたって(裂けたら言えませんが)言えませんよ。うちのカミ
サンはポチッと可愛い方ですから。ポチッとね。(たまには褒めとくか)
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