伊能忠敬地図展・島原測量200周年★雲仙岳災害記念館~島原市
昨日は、「和牛のj祭典・島原会場」の事を書きましたが、この会場が、島原復興アリーナ。
おもにスポーツがおこなわれる会場ですが、道を隔てた所に、雲仙災害記念館がありま
す。
雲仙災害の記録を風化させることなく、後世に残すため、その当時の記録が残してあり、
また、体験学習できる施設です。
その、施設で、伊能忠敬が島原測量をした200周年を記念し、「伊能忠敬地図展」が開催
されていました。
今年だったか、佐賀市で伊能忠敬の地図展があり、体育館一杯地図をひろげた展覧会
で、うらやまし思いをし、やはり、長崎まで来ないのは後進発展途上県なのかと悔しい思
いをしていていたのですが・・・今回、この「伊能忠敬地図展」が開かれるということで、やっ
た、と思ったのですが、残念ながら、ミニ展でした。
伊能忠敬については、「四千万の男~井上ひさし」ということで、書いたこともありました
が、「和牛の祭典」の近くの会場。一石二鳥ということで・・・・
レプリカだそうですが、方位盤、像限儀、わんからしん。
これが「わんからしん」だそうですが、立てても水平が保たれ、360°の目盛りと、十二支
の方角を示す目盛りが刻まれています。確か、井上ひさしさんの小説にも出てきます。
あの時代に、こんな道具で、あのような正確な地図が作れたと、伊能忠敬の天才性と努力
に関心しました。
さて、伊能忠敬の地図で、二つ確認したかったことが。
ひとつは、千々石町内の道が一部つかめない部分があること(私的に)。
もうひとつは、潜伏キリシタン関係で「コリャード徴収文書」というのがあるのですが、この
中に、「千々石村 大津留 キリシタン書付」と言うのがあり、7名の名前が書いてあるの
ですが、この「大津留」という地名が小字名を調べてもなく、郷土史家の方に尋ねても、ま
ったく分からず、ひょっとしたら、忠敬の地図に記載されていないか、淡い期待を持ってみ
たのですが、予定どおり、大字までは書いてありましたが、小字までは書いて無く、残念で
した。
第一の問題もはっきりしませんでした。こちらは別口の地図があるので、確認だけでよか
ったのですが・・・
しかし、まあ、あの時代にこれだけ正確な地図がかけたものだと、頭が下がりました。実
際のものを見て、新たに感動をした一日でした。
スマートフォンでも、地図が利用できて、良い時代になりました。明日もスマートフォンを見
ながら、どこかへポチポチと。ポチポチね。
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