小野の六地蔵石幢(せきどう)群~長崎県諫早市小野&お昼ご飯は「えんげ坂」さんで(諫早市内)
石幢(せきどう)とは、製造物の一。六角または八角の柱状幢身と龕(がん)部・笠・宝珠な
どより成る(三省堂・大辞林)。だそうで、本地域のものは「佐賀型六地蔵」といわれるそう
です。
普通6体の地蔵が並んでいるのも見かけますが、この形は、佐賀、福岡、熊本に分布し
ているそうです。この地蔵は天文年間の銘を持つ、県下でも古いものだそうです。
残念ながら、顔が削られていますが、明治の神仏分離令による、行き過ぎた、廃仏毀釈
によるものでしょう。
上の左の写真の四角いところが、六地蔵です。なお、ここは、昨日書いた「十王供養塔」
をはじめ、興味ある石造物があり、好きな方は、一日見ていても飽きないでしょう。
さて、もう一カ所は、ここから300メートルくらい離れた、天満神社内の若宮社にありま
す。
手前の鳥居には「天満神社」と書いてあり、奥の唐風の鳥居には「天満宮」と書いてありま
した。この、奥の鳥居をくぐり、右手の方に、「若宮社」があり、4基の六地蔵があります。
真ん中の、仏像の左右に2基づつ祀ってありました。
なお、上の写真の左から2番目。九州でも珍しく、上竿石に金剛界の四方仏を陽刻し、そ
の下に梵字が刻んであります。建立者は、「悦岩宗喜」「藤原信尚」等、西郷氏一門だと思
われるそうです。
これも、残念ながら顔が削られてありました。石造物に興味がある方は、一度は見に行っ
た方が良い所の一つでしょう。 (参考:各説明版・山口八郎著「諫早を歩く」)
今日のお昼ご飯:
また、カミサンが行方不明で、帰りがけ図書館によって、諫早公園近くの「えげん坂」さん
でお昼ご飯。
「えげん坂ランチ」、チキンのトマトクリーム煮。これに、食後の軽いケーキがつきます。こ
れで、1000円以下です。お味?お客さんが多いので、それだけで分かるでしょう。
薬を出していると、「普通のお水をお持ちしましょうか?」と、気配りも心良いものでした。
この前まで暑いと思っていたら、あっという間に朝夕は寒いほどになりました。季節の変わ
り目は、体に変調をきたすことがあるそうです。ポチして体に、ご注意を。
« 十王供養塔~諫早市小野町馬場谷 | トップページ | この一曲★鳥の歌・カザルス~プレミアロビーコンサート:雲仙市国見町「まほろば」にて »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 今日はうれしい炊飯日より(^o^)(2024.06.02)
- NHK朝ドラ「らんまん」を見ながら・・・(2023.08.10)
- 自家製「ところてん」。(2023.04.11)
- 「一汁一切でよいという提案」~土井善晴著(2022.07.19)
- 衝撃のチラシ!!(2022.07.02)
「史跡」カテゴリの記事
- 島原半島に関する三冊の本(2024.05.05)
- 島原ぶらり~ひな祭りなど(2023.02.23)
- 島原城築城400年~島原市(2022.12.01)
- 空照上人、雲仙の事について★まとめ②~終わり(2022.09.09)
- 空照上人、雲仙の事について★まとめ➀(2022.09.04)
« 十王供養塔~諫早市小野町馬場谷 | トップページ | この一曲★鳥の歌・カザルス~プレミアロビーコンサート:雲仙市国見町「まほろば」にて »
コメント