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2012年9月 9日 (日)

この一曲~G線上のアリア★小澤征爾:浦上天主堂の想い出

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図書館に本を借りに行ったら、少し時間が早すぎて、開館までの間、自動ピアノの演奏を

やっておりました。


見ていると、面白いもので、鍵盤が動いて、ちゃんとピアノのペタルまで、上がったり、下が

ったり、何か透明人間が演奏しているみたい。


演奏している曲がバッハの「G線上のアリア」でしたが、ボンヤリ聞いていると、小沢征爾さ

んが、長崎の浦上天主堂で演奏会をしたことを思い出しました。浦上天主堂は、私の家か

ら500m強くらいの所にあります。


この演奏会、ハガキで応募して抽選するというもの。私も10枚ほど出しましたが、くじ運

と、女運には恵まれておらず、後日NHKの放送でで見ることになりました。


調べて見ると、1995年6月14日。曲目はマーラーの第2番「復活」でしたが、その前に小

沢征爾さんが出てこられ、ここから少し、うる覚えなのですが、この年の1月に阪神・淡路

大震災が起こり、多数の犠牲者を出したのですが、「この曲(G線上のアリア)は、阪神・淡

路震災の犠牲者の方に捧げたいと思います。拍手のかわりに祈りを、拍手はなさらないよ

うに。」 と言われたような記憶があります。


確認しようと思って、You Tubeと、ニコ動調べましたが、削除してありました。


小澤征爾さんは指揮棒は使わずに、素手で指揮をして、曲が終わってからの、拍手なしの

静寂、実に感動的で、おもわず涙がこぼれたものでした。あのような感動は、いまだに経

験したことがないといっても、言い過ぎではないでしょう。


さて、このピアノを弾いている透明人間さん、どんな人かなと想像していると、私の好きな

「グレン・グールド」ではなさそう。彼なら、椅子がもっと低く、大げさ言えば、顔が鍵盤にくっ

つきそうにして弾きますから。まあ、こんな下手に演奏したくっても出来ないだろうし。


この椅子の高さ、鍵盤までの距離、演奏のたどたどしさを聴くと、まだ、小さい子供みたい

ですね。もうちょっと練習して上手になってね。また、聴きに行きますよ。


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