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2012年7月 8日 (日)

この一曲~ウォーター・イズ・ワイド★メアリー・ブラック

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メアリー・ブラックというと、知っている人は知っているし、知らない人は知らない。当たり前

のことですが。アイルランドの歌手です。アイルランドというとケルトミュージックがあり、エ

ンヤなども有名ですが、メアリー・ブラックもアイルランド音楽の代表歌手でしょう。


メアリー・ブラックの歌はよくTVのCMのバック音楽と使われて、聞けば、ああ、この曲かと

分かると思います。


このCDジャケットで見ると、ロックン・ロッカーという感じですが、ロッカーでありません。

ライナーノーツから引用します。「メアリー・ブラックをとり囲む環境は良くも悪しくも「家庭

的」「手作り」なのです。・・・メアリーの音楽をつくっていくこの「手作り」の姿勢がスタッフ全

員大好きなのです。・・・・・そしてこの姿勢が音にもあらわれ、私たちの心にも伝わってくる

のです。等身大の心やすらぐ温かい音です。」まったくその通りです。


数年前、NHKだったと思いますが、南こうせつが、メアリー・ブラックを訪ねて行く番組があ

りました。彼も又メアリー・ブラックのファンだったのでしょう。


そのなかで、メアリー・ブラックの演奏会の場面がありましたが、大きなホールではなく、い

わば、日本の地区公民館の講堂の少し大きくて、しゃれた作りの所で、椅子を並べている

わけでもなく、近所の人が集まってという感じで、小さな子はフロアーの絨毯に座りながら、

その前で歌っていた記憶があります。こんな感じでのコンサートをする、メアリーブラックを

素敵だと思い、観客の人がうらやましくてたまりませんでした。


このCDから一曲選ぶとなると「ノー・フロンティアーズ」「アレンデイルの薔薇」「ウォータ・イ

ズ・ワイド」「ソング・フォー・アイルランド」いろいろありますが・・・ロマンティックな私に合わ

せて「ウォーター・イズ・ワイド」を。



ウォーター・イズ・ワイド



海は広く わたしは越えていけない

そしてわたしには 飛び越える羽もない

二人を乗せて行ける船を下さい

そうすれば 愛しい人とわたしは海を越えていくでしょう


※ああ 愛は優しく 愛は甘い


それは 初めは最も甘やかな花のよう

でも 時を経て古くなるとひんやりとしてきて

朝の露のごとく消えていってしまう

船がある 海を走る船が

荷物を一杯に積み込まれ 水面に沈み込みそう

でも 私の愛の深さほどではない

どんな風に沈むのか泳ぐのか わたしには分からないが


※同じ


海は広く 私は越えて行けない

そしてわたしには 飛び越える羽もない

二人を乗せて行ける船を下さい

そうすれば 愛しい人とわたしは海を越えていくでしょう (対訳;茂木建)


歌詞だけを書いていても、なんか空しいですね。やはり、歌で聞くべきでしょう。メアリーブ

ラック、You Tubeで少し流れています。是非、お聞き下さい。

(参考:ライナーノーツより)


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コメント

始めまして!
maruと申します。
メアリーブラックで、検索しました。

かなり、以前からのファンです。
また、拝見させて頂きます。
どうぞよろしく!

コメントありがとうございました。

「ウォーター・イズ・ワイド」、NHKの朝ドラ、「花子とアン」でも流れていましたね。
メアリー・ブラックの歌声は本当に素敵です。
ブログに書いたように、講堂のようなところで、小さい子供から老人の方まで、目を輝かせて聞いていた場面、感動的でした。

またのお越しを。

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