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2012年4月21日 (土)

雲仙鉄道 その8~竿御前と山伏の墓

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今日は、雲仙鉄道跡周囲であまり目立たない所と、まったく気がつかないところ2カ所を紹

介したいと思います。ひとつは「竿御前」です。あまり標識が目立たないせいか、見落とし

が多いようです。場所は終点の肥前小浜駅から200m~300m手前から海の方へ、少し

入ったところです。目印は下の写真、赤い四角のところに標識が立っています。


一番上の写真のように両方に立派なのが立っています。右はコンクリート製、、左は木製

ですが、この木製のリアルなこと。男の私でさえ思わす頬ずりしたい感じ。コンクリーの方

は昭和47年、木製は昭和55年なっていますが、多分古くなったのを立て直したのではな

いでしょうか。木製の方は誰か、あやかろうと思ったのか、上の方がかじられていました。

(絶体私ではありません。)

2_2 Cimg1242

この、真ん中の石像は「さよ姫」だそうです。

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この笠を持った「さよ姫」は、この近くの山領にも立っています。


「小夜姫」「佐用姫」「さよ御前」「竿御前」いろいろ言い方があるみたいです。「道祖神」だ

そうですが、「さよ姫」にはいろいろまつわる話があるようです。北有馬にも「さよ姫」神社

がありますが、ここの話とはまた違った話のようで、松浦の有名な「作用姫」とどんな関係

があるのか?


真ん中の像、比較的新しいようで、ひょうっとしたら、右の方が元来あったやつなのかな?

よく分かりませんが・・・


さて、もう一つ絶体に見つけられないのが、山伏の墓。

4_2 5_2

千々石から行くと、1番目のトンネルと2番目のトンネルの間、写真の赤の四角のすぐ下

の所です。最初は何かと思ったのですが。文字を見てみると。

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「改 昭和五年十一月十二日建之 小濱鐵道株式」。「改」と書いてあるには、改めてここ

に立てたということでしょうから、古くなったから立て替えたのか、別の場所にあったのをこ

こに立て替えたのか。何だろうと思って、裏(本当は表)を見るとビックリ。

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「山伏之墓」の銘。真ん中の文字は「南無妙法」までは読めるのですが、「南無妙法蓮華

経」ではなさそう。

でも、なんで小濱鐵道が山伏の墓を立てたのでしょう?ここらあたりでは、山伏の話は聞

いたことがないんですが。有明町には山伏の墓というのがあって。

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こんな感じです。


ひょうっとしたら、工事中に何かあったのかとは思ったのですが、ここの開通は昭和2年。

昭和5年に建てられたのですから開通して3年目。また、山伏は海ではなく山で修行をす

るもの。ひょうっとしたら山の中に何かないかと探したのですが、あるのは荒れ果てた畑の

石垣ばかり。


だだ、ここの道路の横の山を登ると釜山から猿葉山へ抜け、猿葉山には猿葉稲荷があ

り、雰囲気的には石に囲まれ修行には適当な場所ですが・・・


もしかしたら、有明町みたいなのがあって、工事に邪魔なので取り壊したのかな?あの時

代、文化財とか遺跡には一般的には関心のない時代でしたから。

小濱鐵道の資料があったら何か記述してあるのでしょうが、資料が全然なくて・・・

何でしょう、小濱鐵道株式会社と山伏の墓の関係は。


さて、偶然、長崎日日新聞を見つけて、雲仙鉄道のことを書き始めたのですが、ただ単に

駅名の標識を辿るだけではなく、ここの鉄道敷設の大変さ、また、周囲の話など知ってお

いた方が面白いのではないかと思い、書いたのですが、何となく話があちらこちらにいっ

て、来たことがない方には分かりにくかったと思います。こちらに興味をもって来られるとき

に、参考にしていただければと思います。


本来は、温泉鐵道(愛野~千々石)、小濱鐵道(千々石~小浜)に分けて書かなければな

らないところもあったのですが、統一して雲仙鉄道にしました。愛野~千々石間について

は、まだ、分からないところがあり、後日ぼちぼち調べて見たいと思っています。


なお、富津については別に書いておりますので、そちらをご覧下さい。

一応、雲仙鉄道はここらで終わりたいと思いますが、また、なにか新しい発見があったら

アップします。堅い話ばかりになってしまい、本当はナンパ路線でいきたいのですが、性格

が性格で困ったもんです。


●富津関係

千々石町~小浜町・汽車道・緑のトンネル・六角井戸は→こちらをクリック

愛宕山神社(雲仙市小浜町)~絶景かな絶景かなは→こちらをクリック

富津弁天公園(雲仙市小浜町)~六角井戸に来たならば・・・は→こちらをクリック


参考:「小浜町史談」「おばま~史跡巡りガイド」


雲仙鉄道その1~その7までは左のカテゴリー「雲仙鉄道」をクリックしてください。





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