七日回りの石~やっと見つけました(雲仙市小浜町雲仙)
七日回りの石は、雲仙の国道のそば、白雲の池の近くだと聞き、いつも心がけて見ていた
のですが分からず、歩いて捜すことに。
白雲の池に車を置いて、小浜方面へ歩いて行ったら、半水蘆という旅館(写真左)があり、
その少し先、四角で囲んだあたりの右手の林の中でした。かなり大きな石。
歩道から見るとこんな感じ。車の中から見ても分からないはず。石の下には小さなせせら
ぎが。せせらぎの音が聞こえます。木をかき分けて行くと看板が。
ここは、地獄から離れた所。ここまで足を伸ばす人もいないのでしょう。藪の中でした。
歩道から少し入った所ですから、そんな大したこともないのですが…
「七日回りの石」とか「七日廻りの石」とか言い方があるようです。
一番上の写真が横から見たもの、こちらの写真が正面から見たものですが、まだ下の方
があり、せせらぎの中にあります。四角のところに、地蔵さまが置いてあります。
この「七日回りの石」には、こんな話があります。
昔、雲仙で仏教が盛んだったころ、僧坊に息子を預けたが、はやり母親の心、長年会わ
ないと息子に一目会いたくなり、、雲仙は女人禁制の厳しい所と知りながら、幼児(赤ん
坊?)を連れて雲仙へ。当時の道ですから、今の道とは違いかなり厳しい山道だったので
しょう。まして、女性の足。
ふと見ると大きな石があり、水が流れており、幼児を置き水を飲んで休んでいたところ、幼
児の姿が見当たらない。七日七夜石の回りを捜したが、息絶えてしまった。(赤ん坊の声
は聞こえるが、姿が見当たらず七日七夜捜しまわったが、という話もあり)。女人禁制の掟
を破った罰だという哀れな話なのでしょう。母親のために地蔵様を祀ったのでしょう。
さて、今日もかみさんは留守で、雲仙からの帰りがけ、久しぶりに風の森「COZY」へ。
あたたかいスープ(いろんな野菜入り)とオープンサンド。コーヒーを飲みながら、外の花を
見て、昼のまったりしたひと時を。
橘神社の花まつりの準備もできたました。7~8分咲き。天気が良ければ日曜日には見ご
ろになるでしょう。なお、駐車場は普通車500円取られますから、役場の駐車場を利用し
たほうが良いでしょう。歩いても5分かかりません。
でも、毎日見ていると見あきて・・・・
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