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2012年3月13日 (火)

女人堂~雲仙市千々石町木場

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今日は、長崎の図書館で半日捜し物、その後現地で取材。おかげでいい話を見つけてき

ました。西郷四郎の話と愛野町~小浜町までの温泉鉄道の話題です。又後日紹介します

ね。


さて、日本の棚田百選ですっかり有名になった木場の岳地区ですが、そこの途中から少し

下がったところにに女人堂があります。もう忘れられようとしている史跡です。

棚田へ行く時、車からも少し見えます。四角で囲んだところです。

下の写真は先日紹介した磨崖仏ですが、そこから少しいったところから左に下がった所で

す。

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雲仙は高野山、比叡山より早く行基により開山されたそうです。山岳修験道の山であり、

霊山として有名な所でした。千人からの僧が修行をしていたそうです。

当時の道は下のように四つあったそうです。


島原路  安中村~深江馬場~末宝~小地獄

北目路  大三東~本末~舞岳麓~池ノ原

西目路  千々石~木場~高岳~稚落~別所

南目路  鮎帰~湯河内~矢筈~札の原


このうち最も早く開けたのが、千々石路で表参道であったそうですが、霊山のため女人禁

制でした。そのため、千々石の木場に女人堂という御堂を建て、女性がここで参詣したそ

うです。昼夜となく読経の声が絶えなかったといわれています。

Photo_4

木の下に数個の板碑があります。

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女人堂跡の標柱が。板碑の数枚には字が読めます。梵字なのか?いろいろ調べました

が、意味を書いてある資料はありませんでした。

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こちらの方は上は梵字みたいですが、下には人の名前と思われるものが彫ってあります。

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下の方です。左の方は「道」と読めます。右下は「圓」と読めます。郷土誌によると「道音」

と「妙圓」という文字があったそうですが、「音」と「妙」は薄れてよく読めませんでした。鎌倉

時代の建立だということだそうです。

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近所の方がお参りした跡がありましたが、世代が変わるとどうなることか。

棚田を見にいく機会があったら、途中ですから寄って見てください。


ここに行ったときは夏で暑かったので、橘神社の近くで、長崎名物の「アイス」を。久しぶり

でおいしかった。

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(参考:雲仙歴史散策資料~雲仙史探会 西久海   千々石町郷土誌)

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