この一曲~がんばろう:アジール・チンドン/ソウル・フラワー・モノノケ・サミット
金曜日の病院での検査入院。やっと直りましたが、昨日までの血尿と、とにかくメゲてしま
いました。こんな時は、少し景気のいい音楽でもと久しぶりに上のCDを。
ソウルフル・フラワーというバンドがありますが、阪神・淡路震災の折、ソウルフル・フラワ
ー・モノノケ・サミットという名義でちんどん屋スタイル音楽の「慰問ライブ」をおこなったとき
のものです。CDの名前は「アジール・チンドン」です。
どうして、このCD買ったのか覚えていないのですが、ちんどん屋さんのレコードあと2枚あ
るので、衝動買いしたものでしょう。このバンドについては詳しくないので、ウィキペディアで
見てね。特徴的な活動してますよ。災害基金も作っているそうです。
このCD「復興節」「美しき天然」「ラッパ節」「聞け万国の労働者」「デモクラシー節」「デカ
ンショ節」「貝殻節」「~アランベニ」「がんばろう」「東京節」「武田の子守歌」。いわゆる、壮
士節、労働歌など、聴けば手でも打って一緒に歌いたくなるような景気良い演奏。
「がんばろう」は三池炭鉱の労働争議の折りに出来た唄です。この争議の時、私はまだ小
さく、意味も分からないながらも、大変な事が起こっているのだなという記憶はかすかなが
ら残っています。
作詞は、当時炭労の機関誌に詩を発表していた森田八重子。現地で見たままの、労働
者と主婦が一緒になってデモ行進する姿をそのまま書いたそうです。作曲は歌声運動の
仲間で、三池炭鉱の労働者、荒木栄。1960年6月5日、福岡県大牟田市の三池炭鉱の
広場で一万人の労働者が初めて歌ったそうです。
がんばろう
がんばろう!
つきあげる空に
くろがねの男の こぶしがある
燃え上がる女の こぶしがある
闘いはここから 闘いはいまから
がんばろう!
突き上げる空に
輪をつなぐ仲間の こぶしがある
おしよせる仲間の こぶしがある
闘いはここから 闘いはいまから
がんばろう!
つきあげる空に
国のうちそとの こぶしがある
勝ちどきを叫ぶ こぶしはひとつ
闘いはここから 闘いはいまから
聴いて一緒に歌っているうちにだんだん元気が。
でも、1960年安保、1970年安保、沖縄反戦デー、大学紛争、新宿西口広場フォークゲ
リラを経験してきた世代からすれば、日本人の闘う姿勢がなんと希薄になってきたこと
か・・・特に若者の
今日のおやつです。イチゴのパンナコッタ。私も、こんなところでデレデレして良いのかなと
反省しながら・・・とにかく、がんばりましょう!がんばれるうちは。
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