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2012年3月 1日 (木)

長崎と西郷四郎~長崎歴史文化博物館「孫文・梅屋庄吉と長崎」展にて

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今日は諫早の病院で定期検査。前立腺のなんとかかんとかの値が上がっているので、来

週は病院での楽しいお泊まり検査。看護師さんは、かみさんと違って優しくていいし。ガミ

ガミ言われなくてすむし。でも、近頃は男の看護師さんも増えて来ているし・・・看護師さん

の指名制度ってありませんかね。キャバレーみたいに。


予定より早く終わったので、長崎の漢方医さんの所へ。ところが、今日は休診。木曜日は

休みだって分かってたはずなのに馬鹿だなと反省。


時間があったので、昼サロへと思ったのですが、アルコールはドクターストップ、金はない

し真面目に資料を捜しに長崎歴史文化博物館へ。


しっとりと雨で濡れている風情も良いですね。団体客も来てなかったし、平日だし静かなも

のでした。あ~あ長崎は今日も雨だった。

2_2 

御白州。意外と狭いですね。遠山金さんは今日は代休だとか。

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さて、「孫文・梅屋庄吉と長崎」展をやっていたので、せっかくだから見ていきました。

受付の人、サボっているのではありません。私の写真の邪魔になるので横にどいたので

すが、一緒に写ってしまいました。

3_2

なかに、一番上の写真の孫文の大きな像が。これだけは撮影して良いと書いてありました

ので、写真を撮って、主な人物の名前が横にが書いてあったので見ると。

6_2

なんと「西郷四郎」の名が。講道館の四天王言われ、「姿三四郎」のモデルと言われた。

しかも肩書きは「東洋日の出新聞社」になっています。これ、ほんまかいなと思って、監視

している館員の可愛いお姉さん(多分臨時かアルバイトか?)を呼んで、「これ、あの西郷

四郎」と聞いたのですが、「分からないと」ということ。たぶん、「西郷四郎」の名前も知らな

いのでしょう。

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白線の四角で囲んだ人物です。帰って調べてみると、やはりその通りでした。ウィキペディ

アによると、講道館の師範代になり加納治五郎が洋行した折、講道館を出奔、大陸浪人

と言われた宮崎滔天と共に大陸運動に身を投じ(ここらまでは知っていたのですが)、19

02年鈴木天眼が長崎で「東洋日の出新聞」を刊行すると、同新聞の編集長を務め、長崎

で柔道、弓道を教え、長崎遊泳協会の設立に関わり、同協会の監査として日本泳法を指

導したそうです。

長崎の遊泳協会と言えば、古式泳法の小堀流。長崎市の方はねずみ島を思い出すでしょ

う。


この西郷四郎の物語は長崎遊泳協会のホームページ、「資料室」の「新聞記事」の中の

「姿三四郎を追って」(朝日新聞・福島版だそうですが)に詳しく書いてあります。「革命以

前に孫文はここにあった日の出新聞の土蔵にかくまわれていた。・・・」なんて書いてありま

す。面白いこと請け合いです。

病気を得て病気療養中の広島県尾道が終焉の地になったそうです。


西郷四郎については、我が尊敬する、夢枕獏先生の「東天の獅子」と読み比べれば、もっ

と面白くなると思います。企画展は3月25日までだそうですから、興味ある方は行って見

てください。


知りませんでした。西郷四郎が長崎と孫文と関係があるなんて。勉強不足でした。

反省をこめて、博物館付属のレストランへ食事をしに。

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例によって、一番豪華で一番安い銀嶺ランチを。もちろんお一人様ランチです。

外を見れば曇りガラス。「曇りガラスを手で拭けば」なんて歌がありましたが、拭いても先

の見えない人生。ああ、悲しき我が心、ですか。

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帰りは、こんなのも売店で売っていたので孫への土産に。

しっつこいけど、知らなかったな。



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