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2012年3月 4日 (日)

この一曲~グラスハープのためのアダージョハ長調/モーツァルト

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あまり、一般的でなくほとんど聞く機会がない楽器のひとつに「グラスハープ」があります。

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足つきの、ブランディーグラスに(これは私のウィスキー用のグラスで、スコッチモルトウィ

スキー協会から手に入れたやつですが)、水を入れ、指に水をつけグラスの縁をグルグル

回すように撫でると音が出ます。といっても、指の力の入れ方、指の速度を微妙に調節し

なければなりませんが、音だけは少し練習すると出るようになります。

音は、澄んだ純粋な天使の音といっても良いような心地よい音です。水の量、ガラスの質

などによって音程、音色が変わります。


ただ、音楽を奏でるにしては音程を合わせるのが難しく、演奏途中で水が蒸発して音程が

変わる、水の中に不純物が入るなど難しい面があるようです。また、早いパッセージは音

の立ち上がりが遅いため特に難しいでしょう。


ここからは、ライナーノートを参考に書きますが、この素朴な楽器に改良を加えたのが、政

治家であり、発明家であったベンジャミンフランクリンであったそうです。半円形のグラスを

一本の心棒に何個もとおし、回転させる方法を考案し、コード、早い動きにも対応できるよ

うにし、飛躍的に楽器としての性能を高めたそうです。

これにより、モーツァルト、ベートーベン等もこの楽器のために作曲して隆盛をみせたそう

です。


しかし、奏法が容易になったため、演奏に熱中するあまり、指先の微妙な振動が時として

神経障害を起こす例が続出し、ドイツでは禁止され、違反者は逮捕されたそうです。しか

し、改良されたとはいえ、水と壊れやすいガラスのため、時代遅れの楽器になって忘れら

れた存在になったそうです。

ユーチューブに多分フランクリンの考案した楽器があるみたいです。


今世紀に入り、R.シュトラウスがこの楽器を「影のない女」で採用し、ブルーノ・ホフマンとい

う名手が現れ、フランクリンの機械式ではなく、素朴なグラス方式を使い大きな関心を集

めるようになったそうです。

ユーチューブにこのグラスハープを使って「アベ・マリア」を演奏したのがありますが、聴い

て見てください。まるで、この楽器のために作曲したのではないかと思えるほどです。

聞けば、癖になる癒やしの楽器です。


私もしたいんですが、これだけのグラスを買うといくらになるのか、年金暮らしですから、聴

くだけにしておきましょう。

(参考:ライナーノート解説/諸石幸生)








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