« アライバル★ショーン・タン~この不思議な絵本 | トップページ | 白雪姫は愚かだったのか?~小澤俊夫★昔話へのご招待  付録:橘公園桜情報&観櫻火宴のお知らせ »

2012年3月27日 (火)

富川渓谷(長崎県諫早市)~五百羅漢(磨崖仏)  付録:大村公園の桜情報

Photo

Photo_3

今日は、かみさんが、ぬり絵教室、すみません油絵教室とかで一日中留守。私も、ついで

に、大村の古本屋さんへ。

諫早を抜けて大村に行く途中に、富川峡谷に五百羅漢の磨崖仏があったのを思い出し、

ちょっと訪ねることに。


諫早は元禄12年に本明川の大水害で死者487名の死者を出し(昭和32年にも大水害

で539名の方が亡くなりましたが。)、次の年は大干害という災害をうけ大打撃を受けた

のです。


時の諫早家茂晴公が、犠牲者を弔い災害を除くため、水源の地、富川渓谷に五百羅漢を

刻むことを発願したのです。元禄17年(1701)から、藩内外より寄進を受け、元禄14年

(1701)から宝永6年(1709)に渡る9年をかけ完成しました。

Photo_2

水がきれいで、本当に渓谷という言葉がピッタリの所。平日、季節外れに来るのは、私み

たいな物好き一人。おかげで自然を満喫できましたが。


さて、どこへ磨崖仏がと探したら、大きな岩が数個あって、そこにあるわあるわ。ビックリし

ました。写真で見にくいですが、磨崖仏がびったりと。全部で510体確認されているそうで

す。

Photo_4

あとは、せっかく写真を撮ってきたので、びったり貼り付けますので、お楽しみを。写真は

クリックすると拡大しますから、拡大してからご覧下さい。

Photo_6 Photo_7

Photo_10 Photo_11

Photo_13 Photo_15

Photo_16 Photo_17

Photo_19 Photo_20

Photo_22 Photo_24

Photo_25 Photo_26

Photo_28 Photo_29

Photo_32 Photo_33

Photo_34 Photo_35

Photo_36 Photo_37

Photo_39 Photo_41

Photo_45 Photo_43

よく見ると寄進者の名前でしょうか、名前がそれぞれ彫ってあります。

Photo_46

こちらの岩、写真では分かりませんが、、寄進者、製作者の名前が刻んであります。

作った方の名前も書いてありました。


肥前州神代        常春寺僧

  佛師            志  元 (下絵、デザインでしょうか)

  石工   矢上村   鎌山甚兵衛

  同    田副村   森與四衛門 (田副村は田結村の事か?) 

  同            同氏軍平等

   敬 彫 刻

 五百大阿羅漢

  寛永六巳丑二月     彼岸日

Photo_47

さて、森の釣り橋があるということで行って見たら、着くまでのきついこと。体力のない方は

五百羅漢だけで満足した方が良いでしょう。

Photo_48

ついでに、展望台も行ってみましたが、結構眺めも良く。誰もいないし、絶好のチャンスな

んですが、二人なら。

Photo_50 Photo_52

とにかく、良く歩きました。もう、へとへと。ここへ行くときはイラストマップを持って行くよう  

に。山を下って、一人ご飯だから、小じゃれたレストランでと思ったら、適当なところがなく、

「農村レストラン」というところに入ったら、バイキング。不得手なんですよね。バイキング。

あれこれ、取りすぎて。少し、たべすぎかな?


大村の本屋さんでしばらく喋って、いろんな情報を聞いてきました。面白かったが、良く喋

る方で、また、疲れた。でも、結構郷土誌関係が揃って、近々また行って見るつもりです。

付録:本日の昼食。大村公園の桜はまだでした。

Photo_54 Photo_55


« アライバル★ショーン・タン~この不思議な絵本 | トップページ | 白雪姫は愚かだったのか?~小澤俊夫★昔話へのご招待  付録:橘公園桜情報&観櫻火宴のお知らせ »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

郷土誌関係の揃った古本屋って、アーケードのそばですか?私もたまに行きます。

五百羅漢は、国道を通るたびに気になっていたのですが、磨崖仏なんですね。以前住んでいた大分県では全国の8割近い磨崖仏がありますが、浮彫りのものしか見たことがありませんでした。なので、線刻のものもあるとは驚きです。

その古本屋さんです。「島原鉄道三十年史」があり、面白かったのですが、手が出ませんでした。
五百羅漢は国道から車で20分程度、すぐ近くに駐車場があります。是非どうぞ。
夏に涼みがてらに行くもよし、今の時期は誰もいませんからゆっくり見られます、。
奧の院に十一面観音があるそうで、見たかったのですが、二重の扉があり、見られませんでした。説明版に写真でも焼き付けてあったら良いのですが。残念でした。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« アライバル★ショーン・タン~この不思議な絵本 | トップページ | 白雪姫は愚かだったのか?~小澤俊夫★昔話へのご招待  付録:橘公園桜情報&観櫻火宴のお知らせ »

フォト
2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ブログランク参加中ポチしてね(^o^)

最近のトラックバック

amazon

無料ブログはココログ