日本人なら知っておきたい日本文学/蛇蔵&海野凪子~あなたの魅力に知性をプラス
今になってみれば、若いとき、もっと勉強すべきだったなと反省しきりの今日この頃。
本を読んでも、頭に入らない、目は見えない。耄碌(もうろく)するとはこの事か。
でも、最近、難しい本が、漫画などを使って分かりやすく書いてある本が増え始めたので
便利になりました。
おかげで、ドフトエフスキーの「罪と罰」とか、最後まで読める人はほとんどいないという、プ
ルーストの「失われた時を求めて」も漫画ですらすらとで読んでしまいました。
さて、婚活のあなた。女性が可愛くて、知的なのは魅力的なもの。そのあなたに、もう少し
知性をプラス。上の本はいかが。とは言っても中身は漫画と若干の説明文。
という感じで書いてあります。
内容は
・清少納言(枕草紙より)~言いたい放題
・紫式部(紫式部日記より)~ぐるぐる悩む
・藤原道長(御堂関白記より)~夢の男コンプリート
・阿部清明(大鏡より)~伝説になった高級公務員
・源頼光(今昔物語より)~イケメン戦隊の司令官
・菅原孝標女(更級日記より)~夢見るオタク少女
・鴨長明(方丈記より)~家に執着する男
・兼好(徒然草より)~脱サラ・フリーランサー
なんとなく、読みたくなる内容でしょう。読んでみて、彼氏との会話の中にちらっと散りばめ
てはいかが。でもあまり詳しく話すとメッキがはがれますからほどほどに。特に、文学部の
男の子の前では絶体にしないこと。
私も、この美貌に、ちらりと知性が加わりました(かな?)。
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