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2012年1月26日 (木)

戦争遺跡~額栗石(ガックリ石・雲仙市小浜町富津)/あわや遭難

P1260046

この間手に入れた、熊本の戦争遺跡研究会で出版の、「子どもと歩く戦争遺跡Ⅲ」の中

に、島原半島の事が載っているので、時々現地に行って見ています。

半島関係では、加津佐町に砲台、南串山町に震洋の基地、千々石鉄道跡のトンネルの

砲台、愛野町の展望台下の砲台、そして今日いって見た額栗石(ガックリ石)。

ガックリ石の由来は下の方の説明版を読んでください。


数日前、下見に行き近所の人、2、3人しゃべっている人がいたので訪ねてみると「行かれ

ん行かれん。」「もう無理じゃろ。」「荒れてどげんもならんよ。」とのこと。でも、行かれない

となったら行きたくなるのが私の悪い習性。今日、天気が良かったので出かけました。


場所は、先日紹介した、千々石町から小浜に至る鉄道跡の道で、木津から富津の間の道

から山側に入ったところです。少し行くと一番上の看板が。

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まだ、ここらあたりまでは道が良く、ルンルン気分、「誰が行かれんのじゃ、嘘つきめ!」

と思ったのが甘かった。ここを少し行くと、もう、茨(いばら)の密集した道。なんとか道らし

いので、そこを辿って行きましたが、まさに「茨の道」、「神よわれに苦難を与え給まうか。」

というほど、ひどかった。しかし、「冒険王」(昔の漫画雑誌)で育った私、負けずに行くと。

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「ここから160m」「80m」の文字、これを見つけたときはうれしかった。と思うほど、世の

中は甘くなく、写真でも分かるようにどこが道か分からない状況。しばらくうろつくとこんな

物が。

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大鍋とそれを置いて、煮炊きするようになってました。ここらあたりまでは昔畑だった跡が

ありましたが、まさか、畑仕事でこんな大鍋を使って食事の準備をするわけでもなく、時代

的にもかなり古く、ひょとしたら、昔の兵隊さんが食事を作った跡かなと思われました。

さて、もうこれ以上は無理と思い、戻りかけ、ひょっと右を見ると、なんと看板が。

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左に見える石が「ガックリ石」ですが、ご覧の通りで石の上には登れませんでした。

説明版です。

P1260060

さて、帰ろうかと思ったら、とにかくここまで迷ってここまで来たものですから、帰り道が分

からず、右往左往。もう無理だから警察に遭難届けを電話で連絡しようかな、と思ったの

ですが、たかだか300mの道のり、みっともないなと思い、又道をあっち行ったり、こっち

行ったり、何とか元の道に戻れました。

ここへ来る勇気のある方は、完全武装で、鎌、山刀等を持って。


車で戻っているとお婆ちゃんがいたので聞いてみたら、このガックリ石の下の方に、兵舎

と、監視所があり、機関銃とか設置してあったそうです。

そのお婆ちゃんが富津小学校出身で、富津小学校から、月1,2回兵隊さんの慰問に行っ

て喜ばれていたとのことでした。

数年前までは富津小学校のPTAが年2回ほど、道をきれいにしていたそうですが。もうこ

こも風化していくだけでしょうかね。


さて、この後富津の弁天公園に寄って見ました。落ち着いて静かで良いところなのです

が。右の写真は「立石」という名前だそうです。

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知りたかったのが、この「じゅごさん」の名前の由来だったのですが、4,5名お年寄りにき

いてみたのですが、「道を作ったときに移転した」とか、「舟の守り神」とか、結局、名前

の由来は分かりませんでした。土地のお年寄りが知らないということは、あまり大きくない

地域ですが、ここも文化、風習が薄れていってしまっているのでしょうか。


しかし、ブログを書きにガックリ石まで行って、あそこで遭難していたら、墓碑でも建てても

らって、「ブログに生き ブログに死んだ男 ここに眠る」と書いてもらおうかなと思ったもの

でした。


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コメント

こんばんは。
がっくり石って初めて聞きましたね。今度、木津や富津出身の関西在住者に
聞いてみます。40年前くらいは、その辺りを駆けずり回っていたはずですから。

写真のがっくり石の標柱、看板は平成8年富津小学校PTAで建てられたみたいです。
この石の近くまで畑があったそうですが、いまは荒れ果てて入れたものではありません。夏はまあ絶対無理でしょう。近所のかたに聞いたら、すぐに返事が来たのでご存知だと思います。

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