おじさん図鑑~なかむらるみ(絵・文)
小さい時、「おじさんになるとは思わなかった」→青年時代、「おじさんになろううとは思わな
かった」→そして「おじさんにはなりたくなかった」→「おじさんになってしまった」
大体、男性はこの順で、「おじさん」になってしますのです。仕方ない事実です。要は、どの
ような「おじさん」になるのかが問題です。
表紙の裏の「本書の使い方」に「おじさんの仕草や言葉には、長年社会を歩いてきた人生
が詰まっています。それはくだらなかったり、おもしろかったり、為になったり・・・と千差万
別、その隠れた素晴らしさ、若者にはまだ備わっていない味わいを伝えるべく、取材し、観
察して図鑑としてまとめました。今まで気にしていなかった「おじさん」を楽しむガイド。これ
からの人生を歩むガイド。これから歩むヒントが見つかるかもしれません。」とありますが、
しかし、まあ、よく観察して、これだけのおじさんを書いたものです。青年諸君もいずれはい
やでも「おじさん」になるのですから、一読の価値ありです。
出てくるおじさんは例えば
・普通のスーツおじさん
・お疲れのおじさん
・ラフなおじさん
・島のエロじい
・ぽっこりおなかのおじさん
など約60種類のおじさんが登場します。
どのページからも気楽に読めますから、待ち合わせの喫茶店でパラパラとめくった所を読
みながら、上司はどのタイプか。自分はどのような「おじさん」になりたいのか。あるいは、
自分の旦那はどんなおじさんになるのか楽しみながら読むのも面白いですよ。
私は?どんな「おじさん」というより「おじいさん図鑑」載る方でしょう。
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