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2011年11月10日 (木)

ターシャ・テューダ最後の言葉

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実はターシャ・テューダについてはほとんど知ってなかったのですが、公民館の図書室にこ

の本が置いてあり、中の素晴らしい写真にひかれて借りてきました。

ついでに二冊の絵本も。

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どちらも、テレビも、コンピューターも電灯もない時代の物語です。

「コギーヒルの一番楽しい日」はクリスマスを中心とした絵本。

「輝きの季節」は古い時代の、一年を通しての生活を描いたものです。

どちらも、ほのぼのとした絵と物語です。

ターシャーの本の写真では、花の手入れをし、果樹の実を摘み、お茶を淹れといった優雅な

生活が撮されています。

こんな生活が送れたらと思いますが、ターシャの長男が後書きに書いています。

■時に、ターシャに向かって「あなたのように生きられたらいいのに」という人がいます。で

も実際の彼女の人生~人里離れた場所に済み、文明の利器や携帯電話を持たず、買い物

の為の便利な交通手段を持たず、一日三回ヤギのミルクを搾り、家畜小屋の掃除をし、そし

てなによりも四人の子どもを育て、芸術の世界で成功するために一生懸命に仕事をし、お金

の心配をし四十代で離婚をする、などなどを考えるなら、それほど魅力的ではないでしょう。



ターシャのようなな生活を送るのは、よほど強固な精神がいるのでしょう。

便利な生活に慣れた私たちには、とうていこのような生活は送れないでしょう。

この本に、良くお茶(紅茶?ハーブ?)を淹れてる写真がありますが、昼のゆっくりした時間、

お茶を飲みながら、せめてもは、この本と絵本を読みながら、このような生活を送ってる自分

を空想することも楽しいかもしれませんよ。

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