大黒天・磨崖仏~雲仙市小浜町雲仙
雲仙に車で上がるには、いろいろ道がありますが、千々石から上がると、途中、日本の棚
田百選に選ばれた岳地区の入口があります。
今日は、その入り口のところで棚田米を販売していました。
そのルートを上がっていくと、雲仙温泉旅館街に入る手前に、鴛鴦(おしどり)の池と名付
けられた、ダムがあります。駐車場、WCは完備しています。
数十年前までは、鴛鴦が泳いでいたのを見たのですが、今はいなくなったみたいです。
このダムは、小浜町、千々石町の農業用水と雲仙の水源のために作られたそうです。
田植え時期になると、ここから水を下流の方へ流します。
たぶん水を流すところでしょう。
入口です。歩くことしばし。
道はきちんと整備されていますから、歩くのは楽です。
大黒天に上がる階段です。といっても、あまり急な階段ではありません。
途中、犬を連れたおばあさんに会いましたが、少しばかり話をして、大黒天のところへ行く
と、シバが新しかったので、取り替えに来られたのでしょう。
さて、大黒天のところです。岩が重なり合っています。お分かりでしょうか、四角で囲んだと
ころです。最初は分からず、お賽銭を上げてひょっと見上げるとありました。
右手に小槌を持っていますね。もっと近寄ってみます。かなり大きな摩崖仏です。
良い顔をされていますね。掘った方の人柄がでているみたいです。
この大黒天はダム工事のときに、発見されたと昭和40年の新聞記事にあったそうです
が、「小浜町史談」も見てみましたが捜すことができませんでした。
ここ、雲仙は、昔、修験者の聖地として有名でした。その遺跡でしょう。
棚田米でもおみやげに買っていって、お願い事をしてきてはいかがでしょう。
なお、大黒天については、いろいろ面白い話がありますよ。「ウィキペディア」の大黒天の
民間信仰のところは本当かなと思って、自分のをつくづく見てみましたが、しおたれてしま
って確認でしきませんでした。
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