雲仙で八十八カ所めぐり
久しぶりに用事があり雲仙に来て、あちらこちらぶらしぶらり。
一乗院の釈迦如来像を見たことが無いので行って見ました。
高さ約5m金箔張りです。もちろんお賽銭をあげお祈りを捧げ、許しを得て(お釈迦様に)写
真をパチリ。
さて、外へ出て何気なく見るとずらりとお地蔵様。
何だろうとみると
裏を見ると寄進者の名前等が入っていましたが、薄れてよく見えないのもありました。
左の方には、寄進者の子孫の方でしょうか、花が添えてありました。
釈迦堂からの階段を上がるとそこにもずらりと仏像が。
その広場から道があるのでたどっていくとそこにも点々と仏像が。
しかし、なんでこんな所に四国八十八カ所の仏像がと思い、あちらこちらで聞いて回ったの
ですが要領が得ません。
最後に思いついたのが、「お山の情報館」。なんと、ここの職員の方に、一乗寺の血縁の
方がおられました。。
話に寄れば、何代前の住職さんか分かりませんが、四国八十八カ所を巡り、自分の所か
ら四国まで行くことは、困難であり、同じような事ができないかと思い立ったそうです。
多分寄進者の方を募り、作ったのでしょう。
長崎でも、諫早でも四国まで行かれない方のために、長崎八十八カ所、諫早八十八カ所
があり、そこを全部回ると四国巡礼と同じ功徳が得られると言うことですが、それと同じ事
でしょう。
雲仙を訪れた方、この際です、是非八十八カ所巡礼をされては。一時間もかかりません。
それで、四国巡礼の徳が得られると思えば楽なもんです。
調べるのに半日かかりましたが、最後に一乗院の血縁の方に会えたのは何かのご縁みた
いな気持ちがしました。、
なお、一乗院は歴史の変遷がありますが、下の写真をクリック拡大してお読みください。
なお、一乗院と満明寺の古い階段でしょう。私は何となく、古い階段に愛着を持つのです
が。左が一乗院右が満明寺です。
ところで私、八十八カ所巡りのCDをもっていて時々聞きますが鄙びて良いですね。
霊山の釈迦の御前にめぐり 来て よろずの罪も消えにけり
第二番 極楽寺
極楽の弥陀の浄土行きたくば 南無阿弥陀仏とくちぐせにせよ
第三番 金泉寺
極楽のたからの池を思えただ 黄金の泉すみたたえる
最後まで書くと朝までかかるので、興味のある方は自分でCDをお求めください。
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