田代原は涼しいよ
今日は朝から盆に備えて墓掃除。骨壺を入れるところを見ながら、いつかは自分も入るもの
の、暑さに弱い自分は耐えられるだろうかと思う。クーラーを取り付けられないかと本気で
考える。
時間があったので久しぶりに田代原へ車を飛ばしていった。
右に見える山が九千部岳、左が吾妻岳、ここの挟まれたところに田代原があり、牛の放牧
場。
田代原に来るには千々石から行く方法と、雲仙温泉方向から国見町に至る、俗に奥雲仙
と言われる方向から下ってくる方法があるが、運転があまりうまくない方は雲仙からの道を
選ぶ方がベター。秋は是非この道を通ってください。秋の風情が楽しめます。
昔はこの道も牧場で車はここまでしか行かれなかったが、道路が通り、まっすぐ行くと先ほ
ど書いた雲仙温泉~国見に至る道路に出る。
ここの右手に九千部岳があり、私の好きな山であった。この山に登るには3ルートあり、キ
ャンプ場から千々石に少しくだったところからのルート。このルートがいちばんハード。
もう一つは雲仙温泉~国見に行く途中に吹越と言うところがあり、そこから登るルート、ここ
が一番楽。
3番目のルートはと言うか、昔はここばかり通ったが、牧場の中を通って行くルート。
ここの柵を抜けて行けば登山道に出る。いつだったか戻ってきたら、牛の食事時間、柵の
所に牛が固まっていて、思い切って牛の間を通ってきたが、あんな怖い思いをしたことは
無い。下の写真の2~3倍いる牛の中を中を。
今は牧場の中を通らなくとも良いように道が作ってある。
ここのキャンプ場から、九州自然歩道があり、この間ブログに書いた万里の長城がある吾妻
の牧場の里に至る。昔は平気で往復したものだが・・・
ドウダンツツジの大木、トリカブト、寒あおい等々いろんな草花が季節季節に咲いて、楽
しかった。
ここまでくると、さすがに涼しく、気持ちが良い。ネムノキの花がまだきれいに咲いていた。
一日ゆっくりできたら楽しかったのにと思いながら家まで戻る。下界帰ったら灼熱地獄。
皆様も是非一度涼みにお越しください。雲仙温泉ルートから。
家に帰って花に水をやっていると黒揚羽蝶が花の蜜を吸いに来ていた。
ルナールの博物誌の一節を思い出す。
二つ折りの恋文が、花の番地を捜している。(岸田国士・訳)
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