反省~カバおばちゃんの思い出
今日のブログですが、ここ数年水泳の季節が来ると心が痛む話をします。
カバの写真を撮ってこようと思ったのですが、孫2人遊びに来ているので、動くことができ
ず本日は写真抜きでおこないます。なぜカバの写真かって?最後まで読んでくだされば分
かります。
実は私は泳げないのです。
小学生の時は、一クラス50名それが10クラスくらいだったか。それが、1年から6年まで。
水泳の授業はどこのクラスともダブっているので、芋の子を洗う状態。水泳を教える状態で
はなかったのです。
小学校4年の時転校したのですが、プールはなし。中学校もプールはなし。もっとも、あの
時代はバスケットもバレーも運動場でやっていたものですが。とにかく、水泳を習う機会が
全く無かったのです。
中年になり、ジョギングしていたのですが、膝を痛め走れなくなったので、水泳が良いとい
う話を聞き、スイミングスクールに行きました。
私のクラスは全員が女ばかり、前田美波里とかアグネスラム(言うことが古いね。)のよう
なグラマーな女性がいると期待したのですが、水の中で見るとカバのようなおばちゃんば
かり。「あ~来なければ良かった。」と思ったのですが、そのカバおばちゃんの一人がクラ
ス全員の中で私に向かい「あら、男のくせに泳げないの」と言ったのです。
私も若かったせいか「えっ~カバのくせに泳げないんですか。」と思わず言いかえしていま
した。
カバおばちゃんは、唇をかみしめ、うつむき、ゴーグルをしていたので分からなかったので
すが泣いているみたいでした。
数十年前のことですが、水泳の季節になるとあのことを思い出し、心が痛みます。
人間やはり、人を傷つけるものではないですね。
昔のえらい人が言っています。「右の頬を打たれたら、左の頬を出せ。」今にして、心に響く
言葉です。あのとき笑って誤魔化せば良かったのですが・・・
皆さんも、人を傷つけるのは止めましょう。一生自分の心に残ってしまいます。
ごめんなさい、カバおばちゃん。
« 神社での作法 | トップページ | 猪・鹿・猿・カラス »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 令和6年 橘神社大門松造り進捗状況(2024.11.25)
- 台風10号~確かに通ったはずなのですが?(2024.08.31)
- デビュー決定!!(2024.07.14)
- 今日はうれしい炊飯日より(^o^)(2024.06.02)
- 狭心症その後(2024.04.15)
こんばんは
1クラス50人で10クラス
すごく人数の多いマンモス小学校ですね
単純に数えると50×10×6=3000人
少子化の今とは違う時代だったんですね
スイミングスクールに通って泳げるようにはならなかったのですか
カバおばちゃんの祟りかな~
投稿: エフ | 2011年8月21日 (日) 22時55分
さて、水泳の話ですが、かなり前の日本丸の船長さん、下のような話をしてくれました。
船が遭難した時は、泳ぎが得意な人は一生懸命泳いで体力を果たして死ぬ人が多い。
泳げない人は何かに捕まって体力を使わず助かる事が多い。
いざとなっった、泳げないほうがいいのです。
できるだけ船には乗らないようしています。乗る時は救命道具のあるところを確かめて乗るようにしています。
投稿: sugikan | 2011年8月22日 (月) 00時08分