キマイラの新刊・聖獣編が出版されました。
1982年に「幼獣少年キマイラ」として、第一巻が書き下され出版。ざっと40年前。で、紆余曲折がありましたが、夢枕獏さん病に冒され中断し一年半。ガン再発の恐れ、自身の残り時間を考え、キマイラのラストシーンを先に書いてしまおうということらしいのです。「・・・今、僕の中で想定されている『キマイラ』のラストシーンを先に書いてしまうことである。」ですがですね。登場人物の菊池良二について「菊池については、書いているうちにこの漢(おとこ)がどんどん愛おしくなっていって・・・」「・・・この物語は、結局は、菊池の物語だったのではないかとさえ、思うこともある。」ということで、脇役だった菊池に俄然光が当たって、話が別の方向に逸れるかもしれないかな?と思ったりして、これじゃ、ラストシーンはまだまだですね、という予感。でもいつものごとく「この物語は、絶対におもしろい(夢枕漠先生の言葉)」。
ところで、「新・餓狼伝」の新刊も7月下旬に出版予定でAmazonで予約注文をしました。自分としては「東天の獅子」の続きも読みたいのですが・・・。
十年以上前だったか、学校の入学式の時期についての論議がありました。東京の委員さんは、やはり桜の咲く頃が良いのではと言ったところ、沖縄の委員さんは、うち、とっくに散ってますとの発言、うち、まだ桜の蕾もありませんとの北海道の委員さんの発言。さて、こちらは、とっくに桜は散ってしまっていますが、先日のTVで網走の桜が5月8日に『開花』したとの報道がありました。『満開』ではありません。狭いようで広い日本。
古人曰く
花待つは楽し
花咲くは嬉し
花散るは狂おしく
若葉清々しく
枯れ木我が姿かな
ということで、桜(木)はいつ見てもよろしく、遅れながらも今年の桜巡りの報告。場所は千々石町橘公園、森山町唐比の桜のくぐり抜け、人があまり来ない二反田川河川公園。昨年と違ったのは仁反田川河川公園で桜に囲まれながら篠笛を吹いたこと。人がこないので思いっきり吹けました。自然の中で笛を吹くのは良い気持ちです。ブログには音声、動画が挿入できないので残念ですが・・・
桜は昼より夜の方が心引かれるものがあります。
夜桜や五十半ばの片想い
正月気分は抜けてしまいましたが、初詣の事を忘れていました。
今年は、産土神の天満宮、鎮守の千々石温泉神社、橘神社の三社巡りに加え、地元の宗方神社、諫早の高城神社、諫早神社(旧四面宮)。たくさん回っても御利益はそう無いとは思うのですが・・・
最初がお近くの天満宮。
釜蓋城に登る車道に鳥居がありますが、これは二の鳥居で一の鳥居は下の所にあります。元来は一緒の所にあったのですが、車道を作ったときに鳥居を一つ移動させたそうです。
左は神社を上から見たところですが、穴があちらこちらに空いて建て替えが必要なのですが・・・昨年だったか、台風の時木が倒れ本殿が危機一髪だったそうです。「良かったね」と言ったら「倒れかかったほうが良かった」との事で、その心は「保険金で立て直しができた~」だそうです。
次に千々石温神社にお参り、拝殿の中は紹介をしたことが無かったので載せておきます。奥が本殿ですが神職の方しか入れません。
評判のカッパさんも元気で釣りをしています。
橘神社は大門松で有名になり国道が大渋滞するほどの人出でした。
右は以前にも紹介した「橘中佐」の墓。神社から数分程度ですが、神社にはお参りをしますが、墓にお参りする方はいません。
港の所にある宗像神社。ここの木鼻が好きなので時々寄ります。以前にも紹介をしましたが、右は舌と歯がよくできていますが、これは良く見かけるところです。
左は口の中に玉が入っています。石造りの狛犬の口の中に玉が彫り込んであって、動かすことができるようになっているのは時々見かけますが、このように木鼻に木彫りの玉が刻み込んであるのは珍しい課と思います。
頭、体の部分と足部がつながっているように細工してあるのは珍しい姿です。
諫早の諫早神社(旧四面宮)はずらりと並んでいました。高城神社の手水舎のお嬢さん。寒い中元気ではありました。
と言うことで、正月数カ所お参りしました。初詣の皆さん、家内安全、健康祈願、入試祈願、金儲け祈願等、長々とお願いをしておられますが、お参りが多いので、神様は一々お願いを聞く暇はないと思います。無心に手を合わせるのが一番かと思います。
正月の7日。毎年橘神社の七草粥の振る舞い、いつもお世話になっていたのですが、当日昼過ぎハット気づき行ってみたら時すでに遅しでした。毎年、楽しみにしていたのですが正月早々の大ちょんぼでした。
公園の参道に行ってみたら、出店もまったく撤退。さて、以前は両側に出店が出ていたのですが、段々と少なくなり今年は片側だけになりました。少子化のせいか、不景気のせいかは分りませんが・・・人出は結構あったのですが。
数年前までは、ここで鬼火を行なっていて我が家のしめ縄を燃やして貰っていたのですが、子どもも少なくなってしまって・・・右は10年ほど前の鬼火の写真です。
1月11日、橘神社で鏡開き、焼き餅の振る舞いがあるので、この日はなんとしても食べに行きます。
正月なので孫が遊びに来ました。学校の先生が厳しいらしく宿題がドッサリとでていて、宿題を持ってきました。正月を含む冬休み初詣、餅つき、除夜の鐘、門松作り、凧揚げ、コマ回し(今の子どもはしませんネ)等、正月は宿題より日本文化に触れる良い機会だと思うのですが。
実は宿題自体に疑問があるのですが・・・で、6年生の孫の書き取りを見ると「養蚕」という単語があるんですね。「養蚕」って知っている?と聴くと「知らない」。勿論ですよネ!
例えば、Pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosisという英単語があります、これ、なにがなにか分らない言葉を書き取りして、何の効果があるのでしょう?「養蚕」にしても同じ事です。宿題を出した先生は20歳台だそうですが、20歳代の方で「養蚕」なんて知っているんでしょうか?なお、上の英語の意味は「超微視的珪質火山塵肺疾患」です。
ということで、「人生には宿題よりも大切なものがある」ということで宿題のノートを取り上げました。
年末というのに、大掃除をしている忙しい時に電気掃除機がぶっ壊れました。少し前から調子が悪かったのですが、いきなりの運転不可能状態。多分、バッテリーですね。長年使い、保証期限切れ。と言うことで新しいのを買うことに決めました。
掃除の途中でしたが、急いで家電屋さんに飛んでいきました。今までD社のを使っていて、旧式のものが3万円で出ているらしいので、それを狙っていきましたが残念でした。なお、3軒ばかり回りましたが何れも売り切れ。
今までD社のを使っていたので、同社の物をと思いましたが何れも高い。と言うことで他社のを見ましたが、なんとなく気に入らない。ヒョッと見るとD社の分で歳末大売り出しで1万引きがあったのでそれを買ってきました。予算より1万円ほど高くはありましたが・・・
さて、早速使ってみましたが、なんと先端の所から何やら妖しげな光が・・・こんなのいるのかな?と思いつつ使うと、これが、良いんですね。目で見てゴミが無いようでも、こうしてみるとハッキリとゴミが見えるんです。ただし、畳は不可。ほんまにビックリしました。と言うことで、今年は快適に掃除ができました。
千々石温泉神社の秋祭、19日(土)がお下り、20日(日)がお上り。天候を気にしながらですが、やっと終了しました。
お下り当日、早朝から雷と雨がひどく中止かな?と思って天気の模様をネット検索していたら、なんとなく雲が切れそうな感じで、六時半頃に「小雨決行」の連絡があり、慌てて集合場所へ。
千々石温泉神社で奉納踊り(笛・太鼓、棒踊り、清左衛門賛歌)、御神楽、神事と続くも途中雨が降ったり、止んだり。お下りは商店街経路。途中、道々で奉納踊りを披露しているときは雨も降らずに良かったのですが、御旅所について棒踊りの時、ひどい土砂降りになり、頭からつま先までずぶ濡れ。見ていてかわいそうでした。
お上りは天気良けれど、風が強く笛を吹くのに苦労しました。何でも、お下りとお上りは同じ道を通ってはダメだということで、川沿いの道で、三カ所ほどで奉納踊り。
8月から奉納踊り等本格的に練習をし、他にも当日の神具の道具持ち、温泉神社のしめ縄作り、御旅所の設営、交通整理、衣装の着付けなど、とにかく地域の方が一丸となり終了をしました。また、7年後に当番が回ってきますが、この少子化時代、どれくらいの方が参加できるのか一抹の不安も持ってはいるのですが・・・
今年は笛を吹いていて、思ったように写真を撮れませんでしたが、下の様な格好で参加をしていました。お下り、お上りとも4キロ程度でしたが久しぶりに歩いたので、バテてしまって、今日、ようやく元に戻った感じでした。済んでしまえばアッという間でしたが、楽しい経験ができました。大きなイベントの祭りも良いですが、手作りの祭りも素晴らしいですよ。皆様も機会があったら是非ご参加を。
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