2018年12月13日 (木)

「府中三億円事件を計画実行したのは私です。」★白田著

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あまり悪口を書かない私ですが、今日は少々辛口で・・・・

三億円事件と言えば、戦後最大の話題の事件になります。時効はとっくに過ぎましたが、数年に一度はこの事件に関し本が出ていたのですが、と言うより、出尽くしたと言っても良いかもしれません。

ですから、この小説に対し、「事実を良く知っている」という感想もあるようですが、これだけ本が出ていれば、内部事情も良く分かるはずです。

さて、この本「『小説家になろう』で1位の話題作、緊急出版」、となっており、「小説家になろうーみんなの小説家投稿サイト」での話題小説であったようです(現在は削除しているそうですが)。

「BLOGOS」で、本人にコンタクトをとり、メールでやりとりをしたようですが、細かいことはよく分かりません。→こちらを参照

読んで見て、薄い文章です。ディテールがほとんど分かりません。
ただ一ヵ所、当時はセクト間の争いが派手で、二つのセクトが議論するところがあります。ここのところは、当時、あの時代を生きてきた人間にしか分からないと思います。

・・・・三神会長(女性・カリスマ的リーダー)は続けます。
「では平田氏、ひとつだけお聞きしてもよろしいでしょうか」
「・・・何だ?」
「先ほどから度々口にされる革命という言葉ですが・・・・・・、では革命とは?」
「決まっているだろう。現状の腐った政治体制をぶっ潰す事だ」
「違います。革命とは関係性の逆転です」

共感できたところは、ここだけでした。

さて、これが事実かどうか?簡単です。私、一時、印刷会社に勤めていて出版会社に出入りしたので、本を読むときは最後の奥付の作者とか出版社とか出版日付などもチェックする癖があるのですが、この本の奥付の最後のところ、こう書いてあります。


「この作品は、フィクションです。」しかも、小さな字で。
「この作品は、ノンフィクションです。」とはどこも書いてありません。

この言葉を作者が書いたものであれば作者に「あれ、嘘じゃ無い」と言われたとき、「『この作品はフィックションです。』と書いているでしょう」と言い訳ができるわけです。

もし、出版社のポプラ社が書いたものなら、同様に「あれ、嘘じゃないか」と言われたとき、「だから『この作品は、フィクションです。』と書いてあるでしょう」と言い訳ができるわけです。実に巧妙な罠です。

読後感としては「三億円事件」をダシにした、恋愛小説です。それもヘタな。看板に偽りあり。です。

2018年12月12日 (水)

「私は武士の娘です!」

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「美女」という言葉がピッタリ。なんと、女性のオーラが溢れていることか!

オジサマ族、オバサマ族の方は良くご存じのことだと思います。特に、オジサマ族はグラビア、写真集、映画などを見ながら、オカズにしてお世話になったことと思います(私もですが)。

今やNHK朝ドラ「まんぷく」のなかで「私は武士の娘です!」でコミカルな演技をしている松坂慶子さんです。

生まれは1952年。上の写真は1980年の写真ですから、28歳。一番良いときですね。

今や、下の写真のようになりましたが、やはり昔の面影は多少残っています。

若いときは、きわどい演技もしていたのですが、私のブログは上品が売り物なので、載せません。当時の写真集はまだ持っていますが・・・


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松坂慶子さんがどんな凄い女優だったのかは→こちらをクリック

一番上の写真は1980年8月(昭和55年)号の「PLAYBOY(日本版)」より。
下の写真は、朝ドラ「まんぷく」より。

2018年12月 8日 (土)

「駕立場」の絵はがき、なんか変?

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小浜町から雲仙に至る途中「駕立場」があります。

「おばま 史跡巡り観光ガイド」によると、「健保3年(1213)有馬経澄から貴純、そして晴信、直純までの有馬時代399年と、その後に移封された松平氏等藩主が小浜に来る途中の休息所であったと言われている。・・・・藩主の休息所だったということよりも、むしろ明治時代の登山時のチェアーかごの休息所であったことであろう。」と書いてありますが、地理的に見て、多分後者の方でしょう。

なお、「チェアーかご」は下のようなものですが、小浜~雲仙までかついで登るのは大変ですよ。

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       (「2005年 小浜町80周年記念誌」より)


現在の「駕立場」風景ですが、車の休息所になっていますが、昔はお茶屋さんがあったそうです。

左の写真の赤丸印のところ、右の写真のように「駕立場」のバス停と案内版が立ててあります。

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多分、上の写真、皆さんがくつろいでいるところが、左のあたりだと思われます。右の道は多分「笹之辻」に通じるかと思われます。

以前、昔の道を辿った方によると、小浜温泉→道前→鬢串→笹之辻→駕立場までは細い道を行けたそうです。

右の写真は、雲仙方面を見た写真ですが、植林が茂り、昔の面影はありません。

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        (青の矢印は現在の車の道路)

さて、ここで気になったのが、後ろの旗。

縦に「長崎新聞主催」。上の方が「温」の字と来れば後は「泉」。その後は「岳」か「山」かでしょう。下の方は「登山會」。

で、以前書いたとおり、普通、雲仙は昔は「温泉(うんぜん)」と言われていました。「雲仙」の表記もありますが(温州ミカンは「うんしゅうミカン」ともよび「温泉」が「うんぜん」と読んでも不思議はないのですが)・・・一般的に「温泉」が「雲仙」に変わったのが、昭和9年、「温泉公園」から「国立雲仙公園」に変わったときになります(もっとも、現在も文化庁管轄、特別名勝として「温泉岳(うんぜんだけ)の名前は残っています。地図にも記載してあります)。

話変わって、長崎新聞は明治22年(1889)に「長崎新報」として発足、色々あって昭和20年(1945)に「長崎新聞」へ、ところが戦後、昭和21年(1946)に「長崎日日新聞」「長崎民友新聞」「佐世保時事新聞」「新島原新聞」に解体。

昭和34年(1959)に新長崎民友新聞社と合併して、「長崎新聞社」が発足、同年「長崎新聞」に改題となります。詳しくは→こちらをクリック

ですから、「長崎新聞」と名乗ったのは、昭和20年と昭和34年以降と言うことになります。

雲仙を目指して登るといえば、普通、雲仙岳の一番高い普賢岳(現在は平成新山が一番高い山になりました)を目指すのが普通です。「登山會」といえば、当然普賢岳登山でしょう。

先ほどから書いているように、普通「雲仙」というようになったのが、昭和9年。
「長崎新聞」の名前が用いられたのが、昭和20年、昭和34年になります。ですから、この旗は「雲仙」と書かなければならないのですが・・・・まさか、天下の大新聞(長崎では)が、雲仙の名称が数十年前に変わったのに「雲仙」を「温泉」と書くはずはないのですが、この旗には????でした。

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この絵はがきの写真に「小濱大黒天商店」と書いてあります。

下の地図は貴重な資料で、今は無い旅館なども記載されており、観光協会発行になっているので、聞きに行ったら初めて見たという事でした。

で、小浜生まれ、小浜育ちの高齢者の方に尋ねたら、昭和20年後半から昭和30年前半だろうと言うことでしたが、 お目当ての「小濱大黒天商会」は残念ながら、ありませんでした。もし、現存していたら聞きにいこうと思っていたのですが。

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2018年12月 5日 (水)

「せかいで さいしょの ポテトチップス」~アン・ルノー著★フェリシタ・サラ絵★千葉茂樹訳

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今や日本国民というより、全世界の人の好きなスナック菓子「ポテトチップス」。

最初にポテトチップスを作ったのは、誰でしょう?
え~知らない!「ぼーっと生きてるんじゃねーよ!」とチコちゃんから叱られますよ。

「日本人ならず世界中で、パリパリとポテトチップスを食べながら、テレビなりゲームをしているのに、なんとポテトチップスが、世界で最初に作られた事情を知らない人が多いことか」

ということで、絵本をご覧下さい。ただし、「これからあじわっていただくのは、ほんとうにあったできごとに、ちょっとスパイスをきかせたおはなしです。」と書いてあります。

ジョージ・クラムさんは料理好きで、「グラムのレストラン」を始め、大繁盛。そこに、フィルパート・P・ホースフェザーズという紳士が料理を頼みますが、頼んだのが「ポテトだけ」。

クラムさんはポテト料理を作りますが、
フィルパート・P・ホースフェザーズさんは気に入らず、3回も作り直します。

で、やっと、
フィルパート・P・ホースフェザーズも満足できるものができたわけです・・・これが・・・なのです。

さて、後書きの「著者のことば」によればポテトチップスを作ったのが、クラムさんが最初では無かったようなのですが、その新メニューを求めて、大勢の人が押しかけるようになったそうで、数年後には「サトガ・チップス」と呼ばれるようになったそうです。

なお、1891年12月27日付けのニューヨーク・トリビューン紙には「ジョージの幅広い顧客のなかには、大富豪もいれば、農民も政治家も、工場の社長も労働者もいてだれもが列をなしておしかける」と書かれているそうです。

ということで、ポテトチップスでも食べながら、絵本をお読み下さい。
なお、ポテトチップスはお皿に盛って食べてください。絵本を読むと分かります。

私見ですが、ポテトチップスは、自分でポテトを薄く切って油で揚げたのが一番美味しいと思うのですが・・・・湿気るのが早いのが欠点ですが・・・



2018年12月 2日 (日)

「ゴルゴサーティーン」ではありません、「ムンクの叫び」ではありません。

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「ゴルゴサーティン」ではありません。「ゴルゴサーディン」です。
入れ物は左のようにゴルゴ13愛用の自動小銃「M16」を思わせる入れ物。開けると、上の写真のように3コのゴルゴ13が描かれたパッケージに、「サーディン」が入っています。「サーティン」ではなく「サーディン」です。「オイルサーディン」の事です。

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缶詰を取り去ると「ゴルゴサーディン」の鋭い目がアナタを見つめています。

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ビッグコミックの12月10日号ですが、「ゴルゴ13」が連載50周年を迎えたそうで、そのために「キングオスカー×ゴルゴ13」のコラボパッケージと言うことで、「ゴルゴサーディン」が登場したそうです。なんとなく、オヤジギャグみたいですが・・・
詳しくは→こちらをクリック


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こちらは「ムンクの叫び」ではなく、「ムーチョの叫び」です。「ムーチョ」と言えば「カラムーチョ」で有名な湖池屋のポテトチップス。こちらが表。

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こちらが裏側。

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左右の横から見たところですが「ムンク展」が気になりますね。

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箱の中にポストカードが入っていて、10月27日~1月20日まで、東京都美術館で「ムンク展」が開催されていて、「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」公式コラボレーション商品だそうです。「ムーチョの叫びカラムーチョ ホットチリ味」「ムーチョの叫び すっぱムーチョ さっぱり梅味」が入っています。


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一箱に6つの小袋が入っています。

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上の二つの商品については、雲仙市では手に入りません。十数軒、コンビニとストアーを回りましたが、ありません。東京の40年前の元彼女から送ってもらいました。

お店屋さんを回っていると下のような本がありました。「週刊文春」ですが、赤丸印のところ「ローソン限定」と書いてあります。


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現在、週刊誌の売り上げが落ちているそうです。これも、ローソンさんと週刊文春さんとの戦略かな。中身は、おじさん向けの昔懐かし写真、記事が主でした。



2018年11月29日 (木)

読んでから見るか・・・「下町ロケット・ヤタガラス」★池井戸潤著

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「下町ロケット」については書名は知っていたのですが、どうせ中小企業VS大企業の争いで、勝つのは中小企業と思っていたのですが・・・・


日曜日「西郷どん」を見た後、なにげにチャンネルを変えたら、ちょうど「下町ロケット」をやっていて、見ていたら意外に面白く、次の日、本屋さんに行ったら、置いてあったので買って来ました。

今回はロケットから大地に舞台が変わり、無人トラックター作りに佃製作所が関わり、エンジンとトランスミッションの開発に関わります。

もちろん、開発だけが問題ではなく、日本の農業の近代化にも追求をしていきます。

考えれば、私の町でも農業者の高齢化で荒れた畑が多くなり、宅地とし売り出しをしているところが多くなりました。また、若者の農業離れが多くなっています。

農作業は機械を使うといえど、思ったより楽なものではありません。これを無人化すると、高齢者にも扱え、若者の作業もかなり楽になるわけです。

最近は、農作物の工業化が普及し始め、工場のなかでトマトなどを水栽培をしているところがあります。気候に左右されない、生産の安定化、価格の一定化などには確かに有効だとは思います。

がですね、私が最初に家庭菜園で、かなり手をかけて人参を作って食べたときビックリしました。人参をむくとプーンと匂いがし、あ~これが人参の匂いかと思ったものでした。採れたてをすぐ食べるのは良いですね。やはり、農作物は土で作るのが一番です。地産地消、地元で作ったものをすぐに食べるのが一番。

さて、私、気が短いのでドラマを見ていて、この先どうなるのか早く知りたく、一気に読みました。

帝国重工VS佃製作所。それに絡む、帝国重工の時期社長を狙う役員と、その役員に裏切られ会社を辞めた人物、そして、帝国重工に工場を潰された社長、この二人は会社を立ち上げていますが、帝国重工に復讐を図ります。この三つ巴、二転三転していきますが、早く知りたい方は本をお読み下さい。税別1500円です。





«「福石様」しめ縄作り~雲仙市千々石町

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